環境Q&A

カシオの環境活動に対して、皆様から寄せられた主なご質問とカシオの回答を紹介します。

環境保全に対する取り組みについて

環境保全に対する基本方針はどのようなものですか?

2009年に制定した「カシオ環境ビジョン」、「カシオ環境宣言」を、2012年3月に、それぞれ「カシオ環境ビジョン2050」、「カシオ環境宣言2020」として改訂し、カシオグループ全体で取り組みを行っています。

カシオ環境ビジョン 2050

カシオ環境宣言 2020

環境保全活動の実績は?

1991年
副社長を委員長とするカシオグループ環境保全委員会を組織化
1993年
カシオ環境憲章および基本方針を制定するとともに、資材調達から回収・リサイクルまでの具体的施策を定めた、カシオ環境ボランタリープランを策定し、カシオグループ全体で環境保全活動を展開
1995年
環境パンフレット(環境報告書の前身)の発行
1997年
ISO14001の取得開始
1999年
環境報告書の発行、カシオ環境行動目標(クリーン&グリーン21)の制定
2000年
グリーン調達基準書の制定
2001年
カシオグリーン製品開発ガイドライン制定とともにC.G.P.30活動を開始
2006年
コーポレートレポート2006発行
2009年
グリーンスター製品開発開始、カシオ環境ビジョン・環境宣言の制定、中長期温室効果ガス削減目標を含むカシオ環境行動目標第16版発行
2010年
サステナビリティレポート2010発行、生物多様性ガイドライン制定
2012年
カシオ環境ビジョン 2050、カシオ環境宣言 2020として改訂
カシオグリーンスター・プランの制定
2013年
紙の生物多様性への影響度調査を開始
2015年
「紙の調達方針」を制定

1999年以降 環境報告書/CSR報告書/コーポレートレポート/サステナビリティレポートにて全て開示を行っています。

報告書バックナンバー

地球温暖化対策について

ポスト京都議定書の取組みとこれまでの実績について教えてください。

CO2削減の日本政府の公表値は、2005年度比で2020年度までに3.8%削減、2050年度までに80%削減となっています。
カシオグループ゚(国内+海外)のCO2削減目標として、2005年度比、2020年度30%削減、2050年度80%削減を掲げ、積極的に取組みを進めています。
2011年度には一時的に2020年度目標の30%削減に到達しましたが、その後30%削減の前後で足踏み状態です。今後より実効性のある削減計画を策定して2020年度目標、2050年度目標に向かって活動を継続します。

環境行動計画について

環境行動計画は策定していますか?また、その内容はどのようなものですか?

国内外環境法規制遵守はもちろん、カシオの自主的な行動計画として、中長期的な数値目標と実行期限を明確化した「カシオ環境行動目標」を設定し、定期的に見直し、適宜改訂を実行しています。

環境行動目標(目標と実績)

環境リスク対策について

環境リスクに対する管理体制はどのようになっていますか?

施設管理に対するリスクマネジメントとして、ISO14001の規格要求事項である「緊急事態への準備および対応」に基づき、各拠点に規程・手順を定め、環境リスク対策を行っています。
製品に対するリスクマネジメントとして環境適合設計アセスメントを実施し、法規制順守状況、有害物質の使用状況及び省エネ、省資源、3R(リユース、リデュース、リサイクル)等の環境対応状況についての確認を徹底しています。
環境リスクを含めたリスク全般に関して、「CSR委員会」にて一元管理を行っています。

環境配慮型製品について

環境配慮型製品について、どのような取り組みをしていますか?

「小型、軽量、薄型、省電力」をコア技術としたカシオ独自の環境適合設計基準を作成し、2001年度から全品目にて「グリーン製品を展開、2009年度からは、上位の「グリーンスター製品」を導入し、2014年度売上比率50%を目標に設定しました。
2015年度の実績は52%で目標を達成しました。2015年度以降は、売上比率50%を継続し、2016年度から新たに「グリーンスター製品」の上位の環境配慮型製品の開発に取り組みます。

カシオスーパーグリーンスター製品

グリーン調達(CSR調達)/グリーン購入について

グリーン調達(CSR調達)の状況について教えてください。

各国の製品含有化学物質規制に対応した「グリーン調達基準書」を作成し運用しています。この基準は、国内外の生産拠点が調達する「製品を構成する部品、原材料」すべてに適用しています。
また法規制に基づいた化学物質含有率も管理しており、最新の環境法規制に対応した改訂版を適時発行し、グリーン部品調達率100%を継続しています。

設計と調達

グリーン購入の現状と今後の方針について教えてください。

事務用品、備品等の間接材購買における一元管理と環境配慮型商品を優先購買するため、「CATS e-Pシステム」を2002年10月から全社に導入しました。環境行動目標として2012年度グリーン購入比率75%を目標として推進を行い、実績は、74.3%となりました。この結果を受け、2013年度以降グリーン購入比率は、維持管理目標として、継続推進しています。

廃棄物対策について

廃棄物対策について、どのような取り組みをしていますか?

海外を含めたカシオグループ全体で、2010年度比で2015年度20%削減という自主目標に対し、2013年度実績として30%削減を達成しましたが、2014年度、2015年度は増加傾向となっています。
廃棄物の増加原因を解析し、適切な対応をとり廃棄物の削減に努めます。

リサイクルについて

リサイクルについて、どのような取り組みをしていますか?

プリンターのトナー/ドラムセット、電子文具のインクリボン、リース品の回収・リサイクル

1999年より回収リサイクルを開始しています。

パソコン、二次電池の回収・リサイクル

2001年4月より、資源有効利用促進法の施行に伴い、パソコンおよび二次電池の回収・リサイクルシステムを構築しました。

  • 事業所系パソコン
    広域再生利用指定産業廃棄物処理者の指定取得(2002年1月)に伴い、2月より事業系ユーザーのパソコンの回収・リサイクルを開始しています。
  • 家庭系パソコン
    2003年10月より、JEITA(電子情報技術産業協会)を通じ、郵政公社(現:日本郵政(株))との共同回収システムにて回収・リサイクルを開始しています。
  • 二次電池
    サービス交換した二次電池を回収し、一般社団法人JBRC指定のリサイクル会社へ返送しています。

小型家電リサイクルについてどのような取り組みをしていますか?

デジタルカメラ等の使用済小型家電の回収・リサイクルについて

1999年より回収リサイクルを開始しています。

パソコン、二次電池の回収・リサイクル

携帯電話、デジタルカメラ等の使用済小型家電に含有するレアメタル・リサイクルに関して、経済産業省・環境省が中心となり、研究会の発足、自治体での回収実証実験を経て、「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」として2013年4月1日施行されました。
製造業者(メーカー)に課せられる責務として「易解体性」及び「再生資源」の利用が求められており、工業会方針を確認しつつ、カシオとしての環境適合設計基準の見直しを行い、小型家電としての対象品目に、多くの弊社製品が該当しているため、事業部門とともに、対応を行っています。2014年にJBMIA(一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会)から発行された「製品アセスメントマニュアル作成のためのリサイクル設計ガイドライン」の作成にも協力し、カシオの環境適合設計基準の考え方がその中に取り入れられています。

生物多様性の保全について

生物多様性の保全について、どのような取り組みを行っていますか?

2011年3月に「カシオグループ生物多様性ガイドライン」を制定し、生物多様性の保全に関する具体的な活動を開始しました。
ガイドラインに沿った活動としては、社員に対する生物多様性に関するe-ラーニングの実施、「持続可能な紙利用のためのコンソーシアム」への参画、さらに2015年6月には生物多様性の保全を目的として制定した「カシオグループ紙の調達方針」などが挙げられます。
また、国際イルカクジラ教育リサーチセンターによる「イルカ・クジラ基金助成活動」の支援は1994年から継続しています。

生物多様性の保全

環境関連情報の開示について

環境会計の取り組みについて教えてください。

1999年度より経理部門と環境センターを中心に環境会計専門委員会を発足し、環境省発行の環境会計ガイドラインに基づく集計を行い、2001年度版環境報告書より継続して (2010年度以降はサステナビリティレポートにて)情報開示を行っています。
近年、格付け機関からは、企業の開示情報として 財務報告だけでなく、ESG報告(E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス))を重視する方向にあり、今後も引き続きサステナビリティレポートで環境会計の情報開示を行っていきます。

環境会計

環境企業広報の状況を教えてください。

環境に対する取り組みについては、1999年以降 環境報告書/CSR報告書/コーポレートレポート/サステナビリティレポート、および当社ホームページにて公開しています。

サステナビリティレポート(CSR・環境報告書)

“環境にやさしい”など、あいまいな表現をしてはいませんか? 表現の基準は策定していますか?

カシオグリーンスタープランに、「環境への取り組み、環境対応仕様の記載にあたっては、消費者の誤認を避けるため、(社)全国家庭電気製品公正取引協議会などの表示基準に従い、適切な表示を行う」とする規定を定めています。
また、環境省からも2008年1月に消費者にわかりやすい環境表示情報の提供を目的とした「環境表示ガイドライン」が発行されましたので、これらに準拠した「カシオ環境表示ガイドライン」をとりまとめ、運用しています。

クリーンエネルギー(再生可能エネルギー)の利用について

クリーンエネルギーの導入実績はありますか?

  • 1981年に太陽光発電で駆動する電卓SL-801を発売して以降、ソーラーセルを搭載した電卓、時計(ウォッチ、クロック)を多数開発し、製造販売しています。
  • 事業所への導入事例として、カシオヨーロッパ(ドイツ)にて 2009年1月に新設した省エネビルに地中熱利用の空調システムを採用しています。