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カシオ計算機株式会社(代表取締役社長 樫尾和雄、以下カシオ)と凸版印刷株式会社(代表取締役社長 足立直樹、以下凸版印刷)は、これまで両社で共同開発を行っていた有機ELディスプレイの早期量産化を目指し、中小型ディスプレイ事業に関して協業することで合意しました。今後、カシオが中小型ディスプレイ事業に関する新会社を設立、その株式の一部を凸版印刷に譲渡する予定です。新会社では、現在カシオが製造・販売する中小型TFT液晶ディスプレイに、新たに有機ELのラインアップを加えることにより、中小型ディスプレイ事業の競争力を強化し、新展開を図ります。
1.新会社設立の目的
カシオは、中小型TFT液晶ディスプレイ事業に関連する技術・製造設備とともに、TFTによる有機EL駆動技術を有しています。凸版印刷は、印刷法による高品質な有機ELディスプレイの製造に欠かせない微細加工技術を得意としています。
新会社では、両社の技術を用いて、高品質かつ低コスト化が可能な有機ELディスプレイを早期に量産化するとともに、カシオの中小型液晶ディスプレイ事業ノウハウを生かして、有機ELディスプレイの用途開発を行い、カシオの既存顧客を中心に早期の販売開始を目指す予定です。また、中小型TFT液晶ディスプレイについても、引き続きカシオのHAST※技術を用いた高性能、高品質製品の開発・販売を行います。
※Hyper Amorphous Silicon TFTの略。カシオ独自の高精細・高透過率液晶表示技術。
2.新会社の形態と概要
カシオが、2010年2月末までに100%出資の新会社を設立し、2010年4月1日に会社分割によりカシオの中小型TFT液晶ディスプレイ事業および有機EL開発の設備、人員を承継します。あわせてカシオの100%子会社である高知カシオ株式会社(以下高知カシオ)の全株式も承継し、新会社の100%子会社とします。その上で、同2010年4月1日を目標に新会社の株式の80%をカシオから凸版印刷に譲渡する予定です。
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