初学者に向けた学習コンテンツを収録

医師向けダーモスコピー学習用サービスのコンテンツを拡充

皮膚に表れる色の見方やその断面を解説

2017年1月31日

学習コンテンツ画面(色:赤色)

カシオ計算機は、ダーモスコピー検査を効率的に学べる医師向けクラウドサービス『CeMDS(CASIO e-Medical Data Support)』のコンテンツを拡充し、ダーモスコピーでみえる皮膚の色の見方やその断面について解説した初学者向けの無料学習コンテンツを本日より公開します。

  • 皮膚の腫瘍やホクロなどの色素病変を、ダーモスコープと呼ばれる特殊な拡大鏡で観察する検査。

当社は2015年6月、病変の構造や血管の分布状況を顕在化させる画像解析機能を用いて効率的にダーモスコピー検査を学べる、無料のダーモスコピー学習用サービスを開始。以後、所見付き画像の収録や、収録画像と所見に基づく設問を日替わりで出題する「診断トレーニング」機能の追加など、コンテンツを拡充してまいりました。

今回、外川八英 助教(千葉大学大学院医学研究院)の監修の下、ダーモスコピーの初学者に向けて、イラストを用いながら皮膚に表れる色の特徴を解説する学習コンテンツを収録。視覚的なイメージでダーモスコピーの基礎を学ぶことができ、従来、長期間に及ぶ経験が必要とされ、初学者には難しかったダーモスコピー検査のスキル習得に役立ちます。
また、重要な部分をマーキングできる機能や書き込みができるメモ作成機能も備えることで、自身の学習レベルに合わせた効率的な学習を進めることが可能です。

今後は色の見方だけではなく、皮膚に表れる構造所見についての解説や、ダーモスコピーの診断法に関する学習コンテンツも拡充する予定です。
「CeMDS」は当面、無料サービスでノウハウの蓄積を進め、将来的には有料サービスの展開を目指してまいります。

CeMDSの主な内容

所見付き症例データ

千葉大学大学院医学研究院の外川八英 助教、千葉大学医学部附属病院の山本洋輔 助教、信州大学医学部 皮膚科学教室の古賀 弘志 助教・皆川 茜 医員の協力により、所見付きの症例画像を550枚(1月31日現在)収録しており、今後も順次拡充の予定です。悪性黒色腫・基底細胞癌・脂漏性角化症などの代表的な症例を参照でき、所見に該当する画像の重要部をマーキング表示することも可能です。病変を顕在化させた画像を所見付きで表示することも可能で、より効果的な学習が行えます。

所見付き症例データの画面例

診断トレーニング機能

日替わりの設問に答えてトレーニングを重ねることで、診断のための知見を深めることができる機能です。所見付きの症例画像を、毎日1問ずつ出題。画像の所見該当部をマーキング表示したり、病変を顕在化させた画像を参照して学ぶことも可能です。また、2段階診断法に基づくチェックシートを使った学習にも対応。症例画像と2段階診断チェックシートを同一画面上に表示し、画像を確認しながらチェックできます。

チェックシートを使った学習

画像解析機能

東京女子医科大学 東医療センターの田中勝 教授・さとう皮膚科の佐藤俊次 院長と当社で共同開発した、画像変換技術を用いた機能です。ダーモスコピー検査で撮影した画像をアップロードすれば、病変を顕在化させた画像に変換し、病変の特徴を解りやすく学ぶことができます。画像変換は、病変の微小変化を際立たせる「構造明瞭化画像」、肉眼では認識が困難な血管部を強調する「血管強調画像」、病理組織標本で用いられる蛍光抗体法にならった「血管蛍光色画像」の3種類から選択可能です。

血管蛍光色画像への変換例


本件に関するお問い合わせ先
CeMDSサポートページ