環境行動目標(目標と実績)

カシオは、「環境ビジョン 2050」を軸にグローバルな視点で環境行動目標を定め、環境活動を推進しています。2016年度の行動目標と実績、および活動実績を踏まえた2017年度の目標を紹介します。

2017年度 カシオ環境行動目標

カシオでは2015年にマテリアリティを特定したことを契機として、目標設定の基本的な考え方について見直しを行いました。見直しの結果、今後は「社会からどんな役割が期待されているか?」を考え、「あるべき姿」としての中長期目標を設定した上で、そこに至る通過点として年度目標を設定することとしました。この考え方に基づき、環境分野のマテリアリティのKPIとの整合性を考慮して環境行動目標の全面見直しを行いました。

まず「低炭素社会の実現」に対応する温室効果ガス(CO2)の削減については、2016年11月のパリ協定の発効と日本政府の新たなる削減目標の発表を踏まえ、未来の姿をより確かなもにするためカシオとしてこれまで公表してきた温室効果ガス(CO2)排出量を数値的な妥当性の観点から改めて検証を行いました。その結果、これまで適用してきた算定方法からより妥当性の高い算定方法に変更し、国別・年度別に2005年まで遡って再計算を行ったうえで目標を設定しました。

次に「資源循環型社会の実現」については、当社の環境適合型製品であるカシオグルーンスター製品/スパーグリーンスター製品の拡大による資源循環の促進とともに、事業活動における資源循環の促進については再資源化率に着目した目標を設定しました。

さらに「自然との共生」については、カシオは事業特性上から生物多様性に関しては直接的な影響が少ないことから、サプライチェーンにおける間接的な影響の大きい持続可能な紙使用を拡大する目標を設定しました。また、主要拠点の生物多様性調査の結果を踏まえ、カシオのブランド価値向上につなげることを目指した具体的施策を展開することを目標としました。

また、社会の関心の高い水資源については、事業特性上でマテリアリティから除外しており中期目標は設定しませんが、生産拠点の事業活動の実態から2017年度の目標を設定しました。

製品にかかわる行動目標

1.中長期目標

2.2017年度の目標

工場・事業所にかかわる行動目標

1.中長期の温室効果ガス削減目標

長期目標
カシオグループ全体の温室効果ガス排出量(スコープ1、2)を、2013年度基準で2050年度までに80%削減する。

中期目標
カシオグループ全体の温室効果ガス排出量(スコープ1、2)を、2013年度基準で2030年度までに26%削減する。

2017年度目標
カシオグループ全体の温室効果ガス排出量(スコープ1、2)を、2013年度基準で8.25%削減する。

  • 物流、製品使用、従業員移動に伴う温室効果ガスなどスコープ3排出量は含まない。

2.省資源目標(水)

国内生産拠点
2017年度の水使用量として、 56千m3以下とする。

海外生産拠点
2017年度の水使用量として、421千m3以下とする。

3.廃棄物削減目標

中期目標
2030年度までに再資源化率100%を目指す。

2017年度目標
適正な再資源化のための設計標準化等を目指して、再資源化処理状況の実態調査を行う。

生物多様性保全にかかわる行動目標

2017年度目標

  • 国内向け商品カタログ用紙の FSC®認証紙比率を40%とする。
  • 国内主要拠点の生物多様性調査の結果を基にして生物多様性保全の具体的活動テーマを設定し、活動を開始する。

2016年度 カシオ環境行動目標実績

2016年度の環境行動目標に対する実績は、以下のページをご参照ください。

2016年度 カシオ環境行動目標実績(PDF / 633KB)