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羽村技術センターでの保全活動 | CASIO

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羽村技術センターでの保全活動

2020年、2021年の2年間はコロナ禍による行動制限に合わせて、当社でも敷地内の希少植物の保全活動は制限されましたが、2022年からは感染リスクに配慮しながら、羽村技術センター敷地内にてキンラン・ギンランの増殖に向けた人工授粉や袋掛けの対処ができるようになりました。2023にも人工授粉と袋掛けを行いましたが、その前後で同敷地内の別の場所で、新たにキンランが2個体とギンラン1個体を発見しました。

2023/4/21に発見したキンラン2個体

当社の羽村技術センターでは建物の老朽化に伴い再建設を近い将来に予定していることから、もしも移植が必要になった場合に備えて、学術文献を参考にして周囲に共生関係を構成しうる樹種の幼木(コナラ、マテバシイ)の植栽を行いました。また、ランミモグリバエやアブラムシによる悪影響を回避するため、社員有志にて新たに工夫・改良を行ったネットをかけました。

雨天の中で活着に有利と見て植栽を実施

改良型ネット

また、同じく羽村技術センターでは、2022年に敷地内のケヤキに猛禽類のツミが営巣を行いました。ツミは従来は同事業所の南側にある公園内で営巣活動をしていたのですが、当社敷地内の方が安心して子育てができると判断したのか?翌年2023年にも同じケヤキで営巣を行い、2年連続で雛が巣立ちました。

ツミの営巣位置

親鳥と3羽の雛

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