CSR推進体制

CSR委員会とCSR推進部会

カシオでは、2017年度に従来のCSR委員会体制を改め、CSR委員会は社長を委員長とし、構成メンバーは全ての取締役・監査役・執行役員という体制に格上げし、CSRの中期方針、年度方針、前年度実績報告等について審議・承認する場と致しました。 また従来のCSR委員会は「CSR推進部会」と名称を改めました。
CSR推進部会は、社会からの期待・要請に応えるべく、取組む社会的課題を特定し、解決する施策を実施するため、CSRの中核組織として、カシオ計算機のスタッフ系主管部門、国内・海外におけるグループ会社のCSRの管理責任者と管理担当者により構成され、CSR推進部会事務局が運営を主導しています。定例の会議開催は半期に一度ですが、部会活動は事業年度におけるマネジメントサイクルに基づき、年間を通じて推進しています。事務局は、まず、年度の初めに前年度のCSR推進テーマの進捗状況を確認します。これら進捗状況と社会的な要請や環境の変化等を俯瞰し、年度ごとに取り組むべき優先テーマを決定し、具体的な施策の活動計画を立案します。この活動計画に従って、継続テーマの推進、及び新規テーマの設定を行います。次に、現状と課題の把握を行い、また主管部門の要請に応じて、新規テーマを設定します。テーマの推進にあたり、主管部門は本来のあるべき姿と当該年度の計画を策定したプログラムにて推進しています。また、期末にはテーマの進捗を評価するとともに、実績や成果を踏まえ、課題を抽出し、改善のための次年度の計画策定につなげています。

CSR委員会体制

CSR委員会体制について図で表したものです。

2017年度は、前年度同様、ISO26000の中核主題である「人権の尊重」、「公正な事業慣行」、「人的多様性の向上と活用」「紛争鉱物の不使用」、また新規テーマである「グローバル・コンプライアンス体制の整備」、「EU GDPR(一般データ保護規則)への対応」の6テーマを推進しました。個別テーマにおける推進の状況、及び2017年度実績は以下の通りです。

2017年度の個別のテーマの推進状況、及び2018年度計画

テーマ

2017年度実績

状況

2018年度計画

1

公正な事業慣行〔贈収賄禁止への取組み〕 生産系グループ8社に腐敗リスク評価を実施し、フィードバックにより改善を促進。

継続

生産系グループ29社にて腐敗リスク評価を実施し、フィードバックにより改善を促進。

2

人権尊重確認の仕組作成 営業系グループ29社に「人権課題チェック」を実施し、フィードバックによる改善を促進。

継続

生産系グループ8社に「人権課題チェック」を実施し、フィードバックによる改善を促進。

3

人的多様性の向上と活用 女性活躍テーマ推進、及び働き方改革、シニア社員制度改訂を推進。

継続

女性採用比率・障害者雇用率の向上、ベテラン社員の活躍支援を企画。

4

紛争鉱物不使用の推進 調査方針を設定後、全資材取引先に調査を依頼し、回答を回収。3TGの不使用と調査を完了した取引先が拡大。

継続

6年目の取組において調査方針を設定し、グループ内共有と、全資材取引先に調査を依頼し、実施、回答を回収。

5

(新)グローバル・コンプライアンス体制の整備 前期のグローバル・コンプライアンス調査の回答を分析し、フィードバックを実施。

継続

第2回のグローバル・コンプライアンス調査を実施し、回答を回収。

6

(新)EU GDPR(一般データ保護規則)への対応 社内プロジェクトを立ち上げ、個人データの現状の取扱いを把握し、適合性をチェックし、ToDoリストを作成。

継続

前期に作成したToDoリストにおける優先順位にしたがい、要求事項に対応する対策を実施。