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利益倍増を目指し新経営体制をスタート

Question 1 2014年度の実績についてお聞かせください。

2014年度の業績は、各事業での強化施策が功を奏し、純利益は過去最高の264億円となり、1株当たり利益も過去最高の100円となりました。時計事業が好調に推移したほか、独自のハイエンドデジタルカメラや中国やインドなどの地域のニーズに対応したローカライズ電卓などの成功が貢献しました。

Question 2 今後の経営方針と具体的な施策をお話しください。

◎経営資源をフル活用し利益を倍増
経営者として現在の売上高と利益の水準に満足はしておりません。世界でも最上位グループに属するブランド力、商品開発力、全世界に広がる販売ネットワーク、資金力などの経営資源をフルに活用し、さらなる成長が可能だと考えております。そこで2015年度を含む3年間で営業利益を2014年度の倍にする経営目標を立て、体質の一層の強化を図ることにいたしました。

◎既存事業の収益力を強化
時計はGPSと電波のハイブリッドモデルやスマートフォンと連携するBluetooth®モデルなどの販売拡大を図ります。デジタルカメラは当社ならではの独自ジャンルの新製品を投入します。これらの事業での販売促進には自社のサイネージを積極的に活用していく計画です。電卓ではローカライズ商品のラインアップを拡大し、電子楽器では高価格帯のラインアップ拡大や若者層に向けたDJ機器の投入で成長を図ります。プロジェクターではコストパフォーマンスの高い戦略モデルの投入により事業の黒字化を目指します。

◎新しい収益の柱となる新規事業を確立
将来の当社の成長を担う柱として、他社の開拓していない新しい市場を拓く新規事業の確立を目指します。法人向けの強力な販促ツールであるサイネージの展開を推進しています。また、人材を急速に育成することで導入企業の業績向上に貢献できる人材開発システムや、高い独自性を持つリスト端末の開発に取り組んでいます。

◎経営改革を強力に推進する新経営体制をスタート
新経営目標の達成には、総合的な経営施策を立て、強いリーダーシップで推進する強力な経営体制が必要になります。そこでこのたび、私と新社長との二人三脚による経営体制をとることにいたしました。私一人ではできないことも新社長との協力で実現させ、将来の長期にわたる経営の基盤も構築します。

Question 3 株主の皆様へのメッセージをお願いします。

当社は業績に連動した株主還元という方針の下、経営体質の強化を着実に進めています。収益力を一層高め、13.6%の高水準にあるROEのさらなる向上を目指します。また2014年度の業績の好調を踏まえ、今回の配当を前回の25円から35円に増配させていただきます。2015年度は、営業利益、経常利益、当期純利益の全てで最高値の更新を目指します。業績の一層の向上により、株主還元の一層の充実を図りたいと思います。
新社長との新体制で今後も株主の皆様のご期待に沿えるよう、経営の遂行に全力を尽くしてまいります。皆様の引き続きのご支援を、何卒よろしくお願いいたします。

代表取締役 会長 樫尾 和雄
代表取締役 会長 樫尾 和雄