1989年発売のアナログ・デジタルのコンビネーションタイプ

「AW-500」のフォルムを継承したフルメタルG-SHOCK

2020年10月1日

AWM-500

カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ“G-SHOCK”より、1989年に発売された“G-SHOCK”初のアナログとデジタルのコンビネーションモデル「AW-500」のデザインを継承しつつフルメタル化した『 AWM-500D/AWM-500GD 』を11月20日に発売します。

1983年の初号機発売以降、デジタル表示の角型モデルのみだった“G-SHOCK”の新たな試みとして、「針が絶対落ちないアナログウオッチ」をコンセプトに開発されたのが、1989年発売の「AW-500」です。アナログは針や歯車をはじめとする細かい部品が多いため衝撃に弱いという既成概念を覆し、部品の軽量化で耐衝撃性を向上させたアナログとデジタルのコンビネーション“G-SHOCK”を生み出しました。

新製品の『 AWM-500D/AWM-500GD 』は、「AW-500」のフォルムを引継ぎながらフルメタル化した電波ソーラー搭載モデルです。初代“G-SHOCK”の形状をフルメタルで再現した「GMW-B5000D」(2018年)開発時に培った技術を応用し、メタルケースとベゼルの間にファインレジンを緩衝材として採り入れることでフルメタル化を実現。ケースからつながるバンドの駒に丸みを持たせることで「AW-500」のしなやかなフォルムを再現しました。さらに、ベゼルの表面処理を、ヘアラインやミラー仕上げなどパーツごとに細かく使い分けることで、メタルの質感を存分に生かしています。

また、当時の紙の図面を基に再設計した樹脂製の復刻モデル『 AW-500E/AW-500BB 』も11月20日に発売するにあたり、併せてご案内します。オリジナルに忠実にブラックをベースにホワイトのインデックスと分針、レッドの時針の組み合わせたモデルに加え、「AW-500」に新たな現代のアレンジを加えたオールブラック、レッドの3モデルをラインナップしています。

型番
ケース・バンド素材
カラー
価格
発売予定
AWM-500D-1A
ステンレス
シルバー×ブラック
66,000円(税込)
11月20日
AWM-500D-1A8
シルバー
AWM-500GD-9A
ゴールド
74,800円(税込)
AW-500E-1E
樹脂
オリジナル
14,300円(税込)
AW-500BB-1E
ブラック
AW-500BB-4E
レッド
AWM-500D-1A
AWM-500D-1A8
AWM-500GD-9A
AW-500E-1E
AW-500BB-1E
AW-500BB-4E

新製品の主な仕様

AWM-500D/AWM-500GD

構造
耐衝撃構造
防水性能
20気圧防水
受信電波
JJY(日本):40 kHz(福島局)/ 60 kHz(九州局)、WWVB(アメリカ):60 kHz、MSF(イギリス):60 kHz、DCF77(ドイツ):77.5kHz、BPC(中国):68.5kHz
ワールドタイム
世界48都市(31タイムゾーン、サマータイム設定機能付き)+UTC(協定世界時)の時刻表示、ホームタイムの都市入替機能
ストップウオッチ
1/100秒計測、60分計、スプリット付き
タイマー
1秒計測、セット単位:1秒、最大セット:100分
アラーム
時刻アラーム5本、時報
その他の機能
針退避機能、バッテリーインジケーター表示、パワーセービング機能、フルオートカレンダー、12/24時間制表示切替、操作音ON/OFF切替機能、ダブルLEDライト(フルオートライト、スーパーイルミネーター、残照機能、残照時間切替(1.5秒/3秒)付き)
使用電源
タフソーラー(ソーラー充電システム)
連続駆動時間
パワーセービング状態で約28ヵ月
大きさ
51.8×44.5×14.2mm
質量
約175g

AW-500E

構造
耐衝撃構造
防水性能
20気圧防水
ストップウオッチ
1/100秒計測(00'00"00~59'59"99)/1秒(1:00'00"~23:59'59")、24時間計
その他の機能
デュアルタイム、時刻アラーム、ELバックライト(残照機能付き)、フルオートカレンダー、12/24時間制表示切替
常温携帯精度
平均月差±15秒
使用電源・電池寿命
CR2016・約7年
大きさ
55.2×47.7×14.7mm
質量
約58g