環境省「プラスチック・スマート」での提携第1号

葉山町と「プラスチックごみ削減のための連携に関する協定」を締結

2021年3月23日

Lateco EC-K10
Lateco EC-P10

カシオ計算機は、葉山町(神奈川県三浦郡、町長:山梨崇仁)と「プラスチックごみ削減のための連携に関する協定」を3月26日に締結することを決定しました。本協定は、環境省「プラスチック・スマート」 ※1 での提携の第1号となります。

  • ※1 海洋プラスチックごみの削減に向け、"プラスチックとの賢い付き合い方"を全国的に推進する取り組み

当社では、テープ詰め替え方式を採用したラベルライター“Lateco(ラテコ)”を2019年より販売。カートリッジを繰り返し使用することで、従来機種に比べプラスチックごみを約97%削減 ※2 しています。また、葉山町は環境配慮の取り組みとして「はやまクリーンプログラム」を実施しています。それぞれが「プラスチック・スマート」に参加しており、プラスチックごみの削減に向けた課題認識・取り組みに共通点があることから、本協定を締結することとなりました。

  • ※2 テープ単体の梱包状態にて、当社従来品(ネームランド)テープ18mm幅とラテコテープ18mm幅で比較

本協定を締結することで、SDGsの理念に基づき、プラスチックごみの削減に向けて相互連携とより一層の推進を図ってまいります。

協定の主な内容

  • 当社は葉山町へ“Lateco”の提供を行います。葉山町は役場や学校などの町関連施設に“Lateco”を導入し、事務作業の際に生じるプラスチックごみの削減を図ります。
  • 葉山町が行っているビーチクリーン活動に当社も参加し、発展的な環境保全活動を支援します。
  • 当社と葉山町は、プラスチックごみに関する講演会・学習会等を共催し、周知・啓発に努めます。
  • 当社と葉山町で、プラスチックごみ削減検討委員会(仮称)を設置し、更なる連携に向けて検討を行います。

協定調印式

  • 日時:2021年3月26日(金)11:00~11:45
  • 場所:カシオ計算機株式会社 本社(東京都渋谷区本町1-6-2)
  • 出席者:山岸 俊之(カシオ計算機 取締役兼執行役員 ESG戦略担当)、山梨 崇仁(葉山町長)、山下 信(環境省水・大気環境局海洋環境室長)、鈴木 弘幸(日本環境衛生センター研修事業・SDGs担当事業推進役)

調印式の模様は、オンライン配信を行います。詳細は、広報部までお問い合わせください。

ご参考情報:ラベルライター“Lateco”シリーズの特長

テープ詰め替え方式を採用、カートリッジのプラスチックごみを削減して「減プラ」に

使用するテープは、カートリッジ自体は繰り返し使用し、内部のみを交換する詰め替え方式を採用。廃棄するのは紙製の芯のみで、従来機種に比べプラスチックごみを約97%削減しています。また、原材料のCO 2 排出量を60%以上削減 ※3 。環境省が主催する「プラスチック・スマート」に参加しているほか、テープはエコマークに認定されています。

  • ※3 当社ネームランドテープと比較して、原材料ごとの排出原単位を乗じて合算(LCIデータベース IDEA version2.1)
    2019年1月17日現在、カシオ計算機調べ
ネームランドテープ
ラテコテープ
Plastics Smart
エコマーク認定番号

巻き戻し機構によりテープ先頭の余白を抑え、「低コスト」を実現

テープの巻き戻し機構を採用することで、印刷のはじめに発生していた余白を最小3mmまで低減。これまで無駄になっていた部分を削減することで、従来機種に比べコストを約35%カット ※4 できます。

  • ※4 NAME LAND KL-M50とLatecoシリーズを比較、メーカー希望小売価格(税抜)で試算
    印刷条件:カシオ純正12mm幅テープ(8m巻)/5cmラベル/ハーフカットあり/テープごとに印刷内容が異なる
巻き戻し機構によりテープ先頭の余白を抑え、「低コスト」を実現

糊残りしにくいテープやハーフカット機能搭載で、業務の「効率化」に貢献

テープには、強粘着でしっかりと貼ることができる糊を使用しています。剥がす際には糊残りしにくく、ファイルの再利用もできます ※5 。また、ハーフカット機能を搭載し、テープ部分のみに切り込みを入れることで、スムーズに台紙から剥がすことが可能。業務効率の向上に貢献します。

  • ※5 紙製ファイルを除く
糊残りしにくいテープやハーフカット機能搭載で、業務の「効率化」に貢献
糊残りしにくいテープやハーフカット機能搭載で、業務の「効率化」に貢献