自治体との連携
活動記録
活動内容
業界を超えたプラごみ削減へのチャレンジ
海洋プラごみが生態系に与える影響について、モノづくりを担っている企業としてできることは何かを考え、導き出した答えのひとつが「便利さはそのままに、使い捨てをさせないモノづくり」でした。
ファイル整理などに欠かせないラベルライターの使用済みテープカートリッジは再資源化も行っていますが、その多くがプラごみとして廃棄されています。
環境配慮型ラベルライター「Lateco」は新たにテープの詰め替え方式を採用し、カートリッジを繰り返し使用できるようにすることで、プラごみを自社比で97%※削減可能とする製品です。
※テープ単体の梱包状態にて、当社従来品(ネームランド)テープ18mm幅とラテコテープ18mm幅で比較
小さな取り組みではありますが、プラごみに対する意識を変えるきっかけにもなるこの製品を環境問題に積極的に取り組んでいる自治体に認めていただきました。
神奈川県 葉山町
山形県 東根市
長野県 駒ケ根市
いずれも環境省が推進するプラスチック・スマートを介して検討を重ね、自治体とメーカーといった異なる存在が「プラごみ削減」という同じ目的に向かって、お互いに知恵を出し合い、人と社会に優しい活動を促進していくことを誓い合いました。
コロナにより活動は制限を受けましたが、葉山町が主催する清掃活動「クリーンはやま」に社員ボランティアを募って参加するなど、新たな取り組みも始まっています。
締結をした自治体との対話を継続し、さまざまな活動へ発展させていくとともに、新たな自治体とも手を結び、この活動の輪を大きくしていきたいと考えます。