社会貢献活動
マネジメント
課題認識
カシオは、事業活動を通じた社会価値の創出を基本としつつ、社会課題への対応を補完する取り組みとして社会貢献活動を推進しています。
カシオは国内外で幅広く事業を展開し、各地域の社会・文化・経済状況に応じて、多様化・複雑化する社会課題やニーズへの対応が求められています。特に、教育・学びの機会格差、地域コミュニティの活性化、環境課題への対応、社会的包摂の推進など、事業活動のみでは十分な対応が難しい課題も存在します。
社会貢献活動は、こうした課題に対して地域に根ざした形で対応し、地域社会との対話を通じた相互理解や信頼関係の構築を促進する役割を担っています。また、地域社会との関係性の強化を通じて、持続的な事業活動を支える基盤の形成にもつながります。
さらに、企業には経済的価値の創出に加え、社会的価値の創出が求められています。社会貢献活動は、新たな社会課題に関する理解を深めるとともに、将来の価値創出につながる知見や示唆を得る機会としても位置付けられます。
今後もカシオは、地域社会との継続的な対話を通じて社会課題やニーズを把握し、グループの経営資源や従業員の知見を活かしながら、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献していきます。
カシオグループとの関わり
カシオは、事業活動を通じた社会価値の創出を基本としつつ、社会貢献活動を通じて地域社会の課題解決にも取り組んでいます。
社会貢献活動は、地域社会との信頼関係の構築や持続的な事業活動の基盤強化に寄与するとともに、事業活動のみでは十分な対応が社会課題への取り組みを補完する機能を担っています。また、多様なステークホルダーとの対話や協働を通じて、地域社会との関係性を深める機会にもなっています。
加えて、社会貢献活動は、単なる社会への還元にとどまらず、新たな社会課題に対する先行的な取り組みの機会でもあります。社会貢献活動を通じて得られた知見やネットワークは、グループ内で共有し、今後の事業活動や製品・サービスの開発にも活用していきます。
さらに、社会貢献活動は、従業員が社会との接点を持ち、地域や社会の課題への理解を深める機会にもなっています。今後もカシオは、事業活動と社会貢献活動の両面から、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献していきます。
方針
カシオは、「驚きを身近にする力で、ひとりひとりに今日を超える歓びを。」というパーパスのもと、事業活動を通じた社会価値の創出を基本としつつ、社会貢献活動にも取り組み、社会課題の解決に寄与していきます。
社会貢献活動においては、「次世代教育」「環境保全」「地域社会活動」「福祉・社会的包摂」「スポーツ・文化」の5分野を重点領域として位置付けています。
また、各地域の社会・文化・経済状況に応じた課題やニーズに寄り添い、地域社会との対話を通じて信頼関係を構築し、共生社会の実現を目指します。
さらに、当社の技術・製品・人材といった経営資源に加え、従業員一人ひとりの知識や経験を活かし、カシオならではの価値提供を重視した社会貢献活動を推進していきます。
これらの取り組みを通じて、社会との積極的なコミュニケーションを図りながら、持続可能な社会の実現を目指します。
体制
カシオの社会貢献活動は、ブランドコミュニケーション本部サステナビリティ推進室を中心に、関連部門および国内外のグループ会社と連携しながら推進しています。
各地域においては、それぞれの社会・文化・経済状況や課題を踏まえ、地域に根ざした社会貢献活動を展開しています。
また、関係部門との情報共有や連携を通じて、社会貢献活動の取り組みやそこから得られた知見をグループ内で共有し、今後の活動の充実事業との連携に活用しています。
さらに、活動状況を継続的に確認するとともに、必要に応じて取り組み内容の見直しを行うことで、社会貢献活動の実効性向上に努めています。
活動実績
次世代教育
小学生に、人の役に立つ発明を考えてもらう「発明アイディアワークショップ」を実施
カシオ計算機の開発者が、2017年より、小学生を対象に、誰かの役に立つための発明を楽しみながら考える「発明アイディアワークショップ」の講師を務めています。
このワークショップは、カシオ計算機の創業者の一人であり、数多くの発明を生み出した樫尾俊雄の業績を後世に伝える一般財団法人樫尾俊雄記念財団が、「発明で社会に貢献する」という考え方を伝えることを目的として、カシオ計算機創立60周年である2017年から実施しているものです。
カシオ計算機からはG-SHOCKの開発者が講師として参加し、子どもたちに「人の役に立つ発明」のアイディアを考えてもらっています。G-SHOCKの開発ストーリーを紹介した後、発想を柔らかくする頭の準備体操を行い、講師とスタッフとの対話を通じてアイディアを創出していきます。
これまで、日本各地の小学校や学習塾、学童クラブなど39ヶ所で実施され、今までに総勢1,512名の発明家のタマゴが誕生しました。
2025年度は東京都台東区、鳥取県鳥取市、北海道紋別郡、東京都狛江市で開催。東京都台東区では夏の上野公園で「暑さの中で自分がかぶりたい帽子」をテーマに開催し、子どもたちからは「空を飛べる帽子」や「夏には冷たく冷やしてくれる、冬には暖めてくれる帽子」といったアイディアが出されました。鳥取県鳥取市の鳥取砂丘コナン空港では「ゆめいっぱいのたのしい空港」をテーマに開催。「なぞを解いて進み、答えにたどりついた人は飛行機の運転体験ができる空港」や「階段もエスカレーターも使わず、トランポリンで2階に飛べる空港」などの楽しいアイディアが生まれました。
ワークショップ風景
学びのフェスで「電卓の分解・組立て体験教室」を実施
カシオ計算機は、次世代を担う子どもたちにモノづくりの楽しさを伝えたいという思いから、毎日新聞社、毎日メディアカフェ、毎日小学生新聞が主催するキッズイベント「学びのフェス」に2014年より継続して出展しています。イベントでは、子どもたち自らの手で電卓を分解・組み立てし、電卓の仕組みやエコな発想を学んでもらっています。
2025年度は、2025年8月開催の「学びのフェス2025 夏」と2026年3月開催の「学びのフェス2026春」に出展。あわせて236名の子どもたちが参加しました。
ボランティアとして参加した従業員が講師役を務め、子どもたちに「小型・軽量・薄型・省電力」というエコ設計のカシオ製品の特長や計算機の進化の歴史、電卓の中身や計算の面白さについて、クイズやマジックなどの体験型プログラムを通じて、楽しく分かりやすく伝えました。今後もこのような活動を通じて、次世代を担う子どもたちの教育支援を行っていきます。
過去3年の参加者数
| 2023年度 | 196名 |
|---|---|
| 2024年度 | 205名 |
| 2025年度 | 236名 |
| 計 | 637名 |
教室風景
キーパーソン21との連携によるキャリア教育支援
認定NPO法人キーパーソン21は、キャリア教育の推進を通じて、子どもたち一人ひとりの可能性を引き出し、自分らしい未来を主体的に選択する力を育む活動を行っています。
カシオ計算機は、次世代教育を重視する立場から同団体の活動趣旨に賛同し、2016年度より支援を継続しています。
2025年度は、本社ビルのある渋谷区を中心とした東京都内の小中学校に加え、当社の技術センターが所在する東京都羽村市においてもキャリア教育プログラムを実施しました。
プログラムは、さまざまな職種の従業員が登壇する講演型プログラム「おもしろい仕事人がやってくる!」と、子どもたちが自分の興味や関心をもとに将来を考える体験型プログラム「すきなものビンゴ&お仕事マップ」「わくわくエンジンR発見」で構成されています。
講演型プログラムでは、従業員が自身の経験や仕事への想い、働くことに対する考えなどを伝えました。子どもたちは真剣に話に耳を傾けるとともに、仕事内容や働き方に関するさまざまな質問を寄せていました。
体験型プログラムでは、従業員と子どもたちがグループに分かれて対話し、それぞれの「好き」や興味・関心を共有しながら、それらがどのような仕事や役割につながるかを考えるワークに取り組みました。こうした活動を通じて、子どもたちは多様な仕事や働き方を知り、自分の将来について考えるきっかけを得ています。
また、これらの取り組みを各地域に根ざした形で実施することは、地域社会とのつながりを深める機会にもなっています。
本活動を通じて、子どもたちに自分の興味や関心に気づき、将来について考える機会を提供するとともに、従業員にとっても社会との関わりの中で新たな気づきを得る機会となっています。
本活動は2016年の開始以来継続して実施しており、2025年度までに累計2,000人を超える児童・生徒にプログラムを提供しています。
今後もカシオ計算機は、キーパーソン21との連携を通じて、次世代を担う子どもたちへの教育支援と地域社会への貢献に取り組んでいきます。
キーパーソン21との協働の結果
プログラム実施回数 | 従業員参加人数 | 実施生徒数 | |
|---|---|---|---|
2016年度 | 3 | 12 | 186 |
2017年度 | 3 | 34 | 227 |
2018年度 | 3 | 31 | 229 |
2019年度 | 4 | 53 | 248 |
2020年度 | 3 | 7 | 245 |
| 2021年度 | 3 | 30 | 229 |
| 2022年度 | 3 | 22 | 204 |
| 2023年度 | 3 | 26 | 197 |
| 2024年度 | 3 | 28 | 266 |
| 2025年度 | 3 | 21 | 229 |
| 計 | 31 | 264 | 2,260 |
※詳細についてはこちらをご参照ください。
中央大学での商品開発授業を通じた次世代人材育成
カシオ計算機では、2022年度より中央大学理工学部において、商品開発に関する授業を継続的に実施しています。この取り組みは、20年以上続いてきた商品開発授業における講師交代を機に、同大学出身の社員とのつながりから実現したものです。
現代のエンジニアには、専門性に加えて幅広い視点が求められています。本授業では、「製品化に関わる多様な分野への理解を深め、実社会で活躍できる人材を育成すること」を目的としています。全14回の授業を通じて、企画から設計開発をはじめとする各部門が、製品や価値を生み出すためにどのような役割を担っているのかを実例を交えながら紹介しています。また、CAE(デジタル技術を活用した設計・性能シミュレーション)やAIを活用したデジタルものづくり、価値創造やデザインなども授業内容に含まれ、時代に即した教育を展開しています。
学生の理解を深めるため、授業では実際の製品やデザインモックを手に取って体験できる機会を設けるとともに、講師との対話やグループワークを積極的に取り入れています。こうした取り組みにより、学生が将来のキャリアを考える際の具体的な視点や気づきを得られるよう工夫しており、毎年100名を超える学生が履修する人気の授業となっています。
受講後のアンケートでは、「多くの講師から話を聞くことで、さまざまな視点から知識を得ることができた」「グループワークを通して企画開発を実践的に学ぶことができた」「企業で実際に行われている仕事について具体的に学ぶことができ、今後の進路を考えるうえでプラスになった」「専門分野だけでなく、これからエンジニアとして生きる上での物事の見方を得ることができた」といった声が寄せられています。
今後もこうした取り組みを通じて、次世代エンジニアの育成に貢献してまいります。
授業風景
教育関連コンテストへの協賛
カシオ中国では、次世代を担う人材の育成に向けて、教育関連のコンテストの協賛を通じ支援を行っています。
第17回上海外国語大学「カシオカップ」中国日本語専攻学部生・大学院生スピーチ・ディベート大会
第17回中国日本研究「カシオカップ」優秀修士論文賞授賞式
経済的困難を抱える子どもたちの「学び」を支援
カシオでは、CASIOオンラインストアで販売した電卓「S100X/S100NB」の売上の一部を、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンに寄付しています。経済的な困難を抱える子どもたちに対して、学習塾や習い事、体験活動等で利用できるスタディクーポンを提供する活動に役立てられます。
※詳細についてはこちらをご参照ください。
環境保全
カシオインディアにおける電子廃棄物回収と環境保全の取り組み
カシオインディアは、電子廃棄物の適正回収・適正処理の推進と環境意識の向上を目的とした取り組みを進めています。
同社は、NGOや地域団体、企業などと協働し、2024年に開始したCSR活動「Recycle Responsibly」を展開しています。インド国内9都市では、移動回収車による電子廃棄物の回収を実施しており、これまでの活動で300カ所以上の住宅地、企業、商業施設などにおいて5,400kg以上の電子廃棄物を回収し、認可を受けた施設で適正に処理してきました。
また、2025年には「Recycle Responsibly 2.0」の取り組みとして、NGOや地域団体と協働し、ムンバイのチョウパティ・ビーチで大規模な清掃活動を実施しました。学生を含むボランティアや市民など75人以上の参加のもと、1,250kg以上のごみを回収しました。
さらに、気候変動をテーマとした学生向けイベントへの参画を通じて、環境問題への理解を深め、身近な行動変容につなげる啓発活動も行っています。
これらの活動を通じて、カシオインディアはNGOや地域社会と協働しながら、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現に貢献しています。
電子廃棄物を回収する移動回収車
地域住民や学生とともに行った海岸清掃活動の様子
三陸ボランティアダイバーズの支援
山形カシオは、2016年より、同社が開発・製造するダイブトランシーバー「Logosease」を無償で貸し出し、三陸ボランティアダイバーズの活動を支援しています。
三陸ボランティアダイバーズは、東日本大震災からの復興を目指して設立された特定非営利活動法人です。現在は、海洋環境の再生や漁業支援、地域の子どもたちへの環境教育などに取り組んでいます。
近年、海藻が減少する「磯焼け」が深刻化する中、同団体は海中環境のモニタリング調査や、ウニの駆除・移植、海藻の増殖など、藻場の再生活動を進めています。こうした取り組みにより、藻場が回復したエリアでは、ウニやアワビなどの水産資源の回復も見られています。
また、地元の水産業者との連携や交流も進み、養殖場を活用したダイビングツアーなど、新たな地域資源としての取り組みにも広がっています。
山形カシオは、水中での円滑なコミュニケーションを可能にする「Logosease」の提供を通じて、こうした現場での活動を支えています。今後も、海洋環境の保全と地域社会の持続可能な発展に貢献していきます。
三陸ボランティアダイバーズの水中作業をロゴシーズが支援(写真は藻場再生)
地域社会活動
チューリップの里親
東京都羽村市では「根がらみ前水田」の保全と、稲作後の水田の有効活用を目的としてチューリップなどの栽培を推進しており、羽村市に技術センターを構えるカシオは2004年よりチューリップの里親になっています。
約23,000m2の水田に約40万球が植えられた関東最大級のチューリップ畑にはさまざまな品種を咲かせ、4月に行われるチューリップまつりには毎年多くの観光客が訪れています。
果樹王国ひがしね さくらんぼマラソンに協賛
山形カシオは「企業活動だけでなく、地元・東根市への地域貢献を通じて地域により愛される企業になろう」と考え、「果樹王国ひがしね さくらんぼマラソン大会」に、2004年より協賛し、大会への参加はもちろん、大会当日の給水所の協力などで間接的にも協力しています。
福祉・社会的包摂
「一反パートナー」を通じた社会課題解決支援
「一反パートナー」とは一般社団法人農福連携自然栽培パーティ全国協議会が主催する法人向け事業で、企業が1シーズンを通じて福祉事業所の米作りを支援する取り組みです。支援先の福祉事業所では、そこで働く障がいのある方々が借り受けた耕作放棄地を田んぼとして再生し、無農薬、無肥料の自然栽培で米を育てています。企業は一反当たりの収穫量にかかわらず一定金額で買い取ることで、障がい者の方々の働きがいと収入アップの両立による自立支援、耕作放棄地の再生、安全な食材の提供に貢献しています。
カシオはこの活動の趣旨に賛同し、2017年より毎年2反分を支援しています。また、従業員の学びの機会として社内ボランティアを募り、春の田植えや秋の稲刈りを福祉事業所の利用者の皆さんとともに実施しています。参加した従業員にとっては、障がいのある方々と実際にコミュニケーションを取る中で多くの気づきや学びを得る機会となっています。こうした経験は、日々の生活や業務だけでは得がたい、新たな視点をもたらします。
「一反パートナー」を通じて、事業が目指す社会課題の解決に貢献するとともに、従業員一人ひとりの気づきや学びが、障がいのある方々への理解促進や社会課題解決に資する新たな事業、製品・サービスにつながることを期待しています。
また、収穫したお米は社員食堂で提供し、活動の社内周知を図るとともに、本社近隣のこども食堂にも提供しています。
2025年度は、2025年6月に当社従業員とその家族32名が田植えを体験し、同年10月には、当社従業員とその家族38名が参加して稲刈りを行いました。2017年からの参加者は、従業員とその家族の延べ354名にのぼります。
雨の中の田植えになりました
認定NPO法人親子はねやすめ「レスパイト旅行」へ協賛・参加
医療技術の進歩により救われる命が増える一方で、日常的に医療的ケアを必要とする子どもたちも増えています。ご家族は24時間体制でケアにあたることも多く、休息を取ることが難しい状況にあります。また、きょうだい児も我慢を強いられることが少なくなく、家族全体に寄り添った支援が求められています。
カシオは2017年より、認定NPO法人「親子はねやすめ」の活動を支援しています。同法人は、「親子レスパイト旅行」「きょうだい児キャンプ」「デイトリップ」などを通じて、旅行や外出が難しい家族に、医療職やボランティアの支援のもと、安心してリフレッシュできる時間を提供しています。
カシオでは、「使う人にとって最も大切な存在を創り続ける」という理念のもと、従業員ボランティアを募り、活動への参加を通じて支援を続けています。こうした取り組みは、医療的ケアを必要とする子どもとその家族への理解を深め、新たな気づきを得る機会にもなっています。
レスパイト旅行
※詳細については、こちらをご参照ください。
福祉作業所への商品分解・分別業務委託
カシオビジネスサービスでは、「人と環境にやさしい企業」を目指し、製品廃棄におけるリサイクル活動を推進しています。その一環として、2000年より社会福祉法人が運営する福祉事業所に、カシオ製品の分解・分別作業を委託しています。現在は主にから回収したネームランド用インクカートリッジや電子文具の解体・分別作業を行っていただいています。
本取り組みは、資源循環の推進に加え、福祉事業所における就労機会や仕事の幅の拡大にもつながっています。事業所からは、分解・分別作業が集中力や持続力を必要とする業務として、利用者の皆さんの働く意欲ややりがいにもつながっているとの声をいただいています。
今後もカシオビジネスサービスでは、環境負荷の低減と福祉事業所で働く方々の活躍機会の創出の両立を目指し、本活動を継続していきます。
インクカートリッジの解体・分別
ピープルズ・ホープ・ジャパンへの支援
カシオは、アジアの途上国における人々の自立支援を目的に、「保険」や「医療」に関する教育の普及活動を中心に展開する国際協力NGO「ピープルズ・ホープ・ジャパン」の理念および活動趣旨に賛同しています。同団体は、現地の人々が将来にわたり安心して生活基盤を築くことができるよう、予防医療やリスク管理に関する知識の普及に取り組んでおり、持続可能な社会の実現に寄与しています。
カシオはこうした取り組みを支援するため、2006年より法人賛助会員として継続的に協力しており、今後も同団体の活動を通じて、地域社会の発展および人々の生活の質の向上に貢献していきます。
スポーツ・文化
世界少年野球大会への協賛
世界少年野球大会は、日米のホームランキングである王貞治氏とハンク・アーロン氏が提唱し、「正しい野球を全世界に普及・発展させると同時に、世界の少年・少女たちに友情と親善の輪を広げよう」という理念のもと、世界中から少年少女を招き、野球教室や国際交流事業を行っています。
1990年に第1回大会がロサンゼルスで開催されて以来、毎年夏に約15か国・地域の少年少女が参加し、野球教室とともに国際交流試合も実施されています。
カシオ計算機は、この大会の主旨に賛同し、1992年の第3回大会より継続して協賛しています。
第31回世界少年野球大会
※詳細については、こちらをご参照ください。
トヨタジュニアゴルフ ワールドカップへの支援
トヨタジュニアゴルフワールドカップは、20を超える国と地域のジュニアナショナルチームが母国の誇りをかけて競う国別対抗の世界選手権です。競技面での技術向上に加え、国を超えた選手同士の交流や、各国のキャプテン・コーチによる育成プログラムの発表・情報共有を通じて、次世代選手の育成基盤を強化することを目的としています。カシオ計算機は大会を協賛し、出場する全選手とコーチへ大会タイトル入りのG-SHOCKを記念品として提供するなど、若手育成を支援しています。
本大会出身の選手にはマスターズ優勝者やオリンピックメダリストを含むトッププロが多数おり、カシオは今後もゴルフを含むスポーツ活動を通じ、挑戦を続けるアスリートと次世代ジュニアの成長を支援していきます。
※詳細については、こちらをご参照ください。
北渋RunRunフェスタへの支援
渋谷区では、「渋谷区全体を15平方キロメートルの運動場と捉える」というコンセプトのもと、2022年より北西部エリア(北渋エリア)にて「人と街が一体となるイベント」として、“1マイル”(約1.6km)をメイン種目とする「北渋マイル/北渋RunRunフェスタ」を開催しています。
カシオ計算機は、渋谷区に本社を置く企業として、年齢や障がいの有無にかかわらず誰もが参加できる本大会を、スポーツを通じた地域交流の促進や、地域の一体感の醸成につながるイベントと捉え、支援しています。具体的には、本社敷地内に招待選手用の控室や仮設トイレの設置スペースを提供するなど、運営面でも協力しています。
今後も地域社会の一員として、スポーツを通じた交流の機会づくりや、地域コミュニティの活性化に貢献していきます。
その他
「カシオ科学振興財団」への支援
カシオグループは「カシオ科学振興財団」への支援活動を通じて、科学技術の発展に貢献しています。
【カシオ科学振興財団について】
カシオ科学振興財団は1982年に、故・樫尾茂とその子息である樫尾四兄弟によって設立されました。我が国が技術先進国として世界に貢献するという使命を果たすには、高度な研究開発がさまざまな分野で進められるべきであるとの理念のもと、特に限られた研究費で困難な研究を続けている若手研究者による萌芽的な段階にある、先駆的かつ独創的研究の助成を主眼として、研究助成活動を展開しています。助成対象分野も電子工学・機械工学の先端デバイス研究から情報通信、AI、IoT、環境エレクトロニクス、健康、スポーツ、ヘルスエンジニアリングなどの自然科学分野から、人材育成・人間行動やICT教育などの人文科学分野まで幅広い分野に対応しています。
43年間の研究助成の累計は23億7,520万円7千円(1,762件)に達しました。
【2025年度の助成内容】
2025年度は、6分野22分類の基本テーマを設定しました。120大学289件の応募が寄せられ、厳正な選考審査の結果、合計57件 8,900万円の助成を実施しました。
第43回(令和7年度)研究助成金贈呈式
災害被災者への支援
●台湾東部沖地震に対する支援
2024年4月に発生した台湾東部沖を震源とする地震による被災者の方々の救済と被災地の一刻も早い復興に貢献するため、救援金を寄付しました。
救援金:300万円
寄付先:日本赤十字社