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「ニッセイ・ポジティブ・インパクト・ファイナンス」契約を締結 | CASIO

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日本生命保険相互会社初の実施

「ニッセイ・ポジティブ・インパクト・ファイナンス」契約を締結

2023年7月31日

カシオ計算機株式会社は、日本生命保険相互会社が初めて実施する「ニッセイ・ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の契約を締結しましたので、ご案内します。

本件は、日本生命保険相互会社が企業の事業活動全体がもたらす環境・社会・経済領域へのインパクトの特定・評価を行った初のファイナンス案件となります。株式会社格付投資情報センターより第三者意見を取得しており、国連環境計画金融イニシアチブにより定められた「ポジティブ・インパクト金融原則」に対する適合性が確認されています。

契約締結に際し、当社のサステナビリティにおける重点課題を踏まえ、以下のテーマが定性的、定量的に評価されました。今後も、ファイナンス期間にわたり、年1回のモニタリングが実施されます。

  • 温室効果ガス排出削減への貢献
  • 環境負荷低減への貢献
  • 各国の教育ニーズに対応した製品の提供による教育レベルの向上
  • サプライチェーンマネジメントの強化
  • ダイバーシティ&インクルージョンと働きやすい環境作り
  • 健康経営®の推進

当社は、脱炭素社会の実現に向けて、温室効果ガス削減目標の「SBTi」認証取得※1、「RE100」※2加盟、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」※3提言に基づいた情報開示を行っています。開発プロセスでも環境負担を配慮し、再資源化の促進やリサイクル設計、省エネ化の環境アセスメント評価をクリアした「カシオグリーンスター製品」と、さらに高い基準を満たす「カシオスーパーグリーンスター製品」を認定し、その売上比率拡大を目指しています。
また、従業員の多様な働き方をサポートするため、在宅勤務や時短勤務を制度化するとともに、仕事と育児の両立支援に向けた各種制度の整備にも努めています。

※1 SBTi:パリ協定の目標達成に向け、科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出量の削減目標設定を求める国際イニシアチブ
※2 RE100:事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギー由来とすることを目指す国際イニシアチブ
※3 TCFD:気候変動がもたらすリスク及び機会の財務的影響の把握、開示を求める国際イニシアチブ

当社はこれからも、事業活動を通して、持続可能な形で世界の人々の心と暮らしを豊かにできるよう、サステナビリティ経営を強化してまいります。

 

当社のサステナビリティ活動について
https://www.casio.co.jp/csr/

「ニッセイ・ポジティブ・インパクト・ファイナンス」について
https://www.nissay.co.jp/news/2023/pdf/20230612a.pdf

環境負荷に配慮した当社製品の例

「カシオスーパーグリーンスター製品」
カートリッジ廃棄によるプラスチックごみを削減した
電子文具“Lateco”の詰め替え用テープ

「カシオグリーンスター製品」
バイオマスプラスチックを採用した腕時計
”PRO TREK” PRG-340

今後の目標とKPI

テーマ
目標と指標(KPI)
SDGs
温室効果ガス排出削減への貢献
目標
 ① 温室効果ガス排出量Scope1・2を、2030年度までに38%削減(2018年度比)、2050年度までに実質ゼロを達成する。
 ② 温室効果ガス排出量Scope3のうち、カテゴリー1(購入した製品・サービス)とカテゴリー11(販売した製品の使用)を、2030年度までに30%削減する(2018年度比)。
 ③ 再生可能エネルギー導入比率を2024年度までに40%以上、2027年度までに55%以上に引き上げる。
KPI
 ①Scope1・2(連結ベース)
 ②Scope3のうち、カテゴリー1・11(連結ベース)
 ③再生可能エネルギー導入比率(連結ベース)
環境負荷低減への貢献
目標
 ①「カシオグリーンスター製品」及び「カシオスーパーグリーンスター製品」の売上比率を、2025年度までに90%以上に引き上げる。
 ②事業拠点廃棄物を2030年度までに実質ゼロエミッション化(埋立廃棄率を1%以下)する。
KPI
 ①「カシオグリーンスター製品」及び「カシオスーパーグリーンスター製品」の売上比率(連結ベース)
 ②事業拠点における埋立廃棄率(連結ベース)
各国の教育ニーズに対応した製品の提供による教育レベルの向上
目標
 ①「GAKUHAN」活動及び 関数電卓の開発・販売を推進する。
 ②総合学習プラットフォーム「ClassPad.net」を主とするハード・ソフト両面における、教育のICT化を推進する。
KPI
 ①「GAKUHAN」活動の取組み状況
  -       ASEAN諸国をはじめとする新興国での活動エリア拡大等(連結ベース)
 ②ハード・ソフト両面における、教育のICT化対応への取組み状況
  -      中学校や高校とのデジタル学習支援に関する協定や、各種ICT活用の実践等(連結ベース)
サプライチェーンマネジメントの強化
目標
 ①毎年の人権課題チェックの実施率及びフィードバック実施率を100%にする。
 ②毎年の一次取引先におけるCSRアンケート実施率・回収率を100%にする。
KPI
 ①人権課題チェックの実施率及びフィードバック実施率(連結ベース)
 ②一次取引先におけるCSRアンケート実施率・回収率(連結ベース)
ダイバーシティ&インクルージョンと働きやすい環境作り
目標
 毎年の女性採用比率を25%以上に引き上げる。
KPI
 女性採用比率(単体ベース)
健康経営®※4の推進
目標
 ①毎年の定期健診受診率を100%にする。
 ②毎年の事後措置実施率を80%以上にする。
KPI
 ①定期健診受診率(単体ベース)
 ②事後措置実施率(単体ベース)

※4 健康経営は、特定非営利活動法人 健康経営研究会の登録商標です。

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