マテリアリティアーカイブ(過去の取り組み・目標)
2025年度の主な活動項目・目標・実績
マテリアリティグループ01 事業を通じた「価値創造」
人々の価値観の変化・多様化を捉えた「イノベーション」の創出
| コア事業 | 取り組みテーマ | 主な活動項目 | 2025年度目標 | 2025年度実績 |
|---|---|---|---|---|
| 時計 | ● 多様なライフスタイルを実現する製品・サービスの提供 | ● エシカルなライフスタイルを提案 | ● G-SHOCK新製品モデル(プラスチック)でのバイオマスプラスチック等環境配慮提案採用比率:60%以上 | 67% |
| 教育 | ● 最も優れた教育ツールを現場によりそう教育支援とともに提供 | ● 新興国での需要創造と拡大 | ● 新興国における関数電卓供給台数 24年度比:105% | 103% |
| ● 教師ネットワーク登録人数増加率 23年度比:1.4倍 | 1.5倍 | |||
| ● ICTの活用により、学びの効率を向上させる製品・サービスの提供 | ● DX強化による学ぶ環境の支援 | ● 学びにかかわる新たな領域の開拓 | AI技術を使った教育市場向け製品の開発を完了 | |
| サウンド | ● 新しい音体験を創り、生活に「よろこび」を提供 | ● 趣味やカジュアルユーザーに向けた音楽を楽しむ製品/サービスの研究開発 | ● Slim&Smart技術を活用した独自カテゴリーの売上構成比:70% | 68% |
マテリアリティグループ02 「経営資本の増強」
人的資本
従業員との信頼・共感関係づくり
| 取り組みテーマ | 主な活動項目 | 2025年度目標 | 2025年度実績 |
|---|---|---|---|
| 自律人材育成 | ● キャリア研修の継続実施策 | ● キャリア研修カバー率(正社員):59.8% | 60.0% |
| ● 社内公募制度(ジョブチャレンジ)の継続実施 | ● 社内公募制度(ジョブチャレンジ)延べ経験人数:188人 | 149人 | |
| マネジメント強化 | ● 幹部候補育成 | ● 次期役員候補育成人数:21人 | 20人 |
| ● ダイバーシティ&インクルージョンの推進 ● アンコンシャスバイアス研修の継続実施 | ● 次期女性所属長候補育成人数:38人 | 39人 | |
| ● 管理職に占める女性労働者の割合:7.4% | 8.3% | ||
| ● 正社員の男女の賃金の差異:76.9% | 78.9% | ||
| 健康経営の推進 | ● ホワイト500への認定維持施策 | ● ホワイト500の認定維持 | 2026年ホワイト500及び健康経営銘柄に認定 |
| ● 健康経営推進に向けた各種施策 | ● 男性労働者の育児休業および休暇取得率:87.6% | 95.7% | |
| ● 健康診断再検査受診率:86.9% | 88.7% | ||
| ● 適正体重維持者率:72.4% | 69.5% | ||
| ● 喫煙率:12.5% | 12.3% |
知的資本
技術・ノウハウの「深化と革新」
| 取り組みテーマ | 主な活動項目 | 2025年度目標 | 2025年度実績 |
|---|---|---|---|
| モノ・コトを連携させた新たな事業領域の開拓 | ● 新たなドメイン設定での、新規事業の立ち上げ具現化 | ● 新事業/新ジャンル立ち上げ | クリエイターエコノミー領域でソフト2件・ハード1件を新規提供開始(Waves place、Streamer Times、SXC-1) |
| ● オープンイノベーションの活性化 | ● 他社との戦略的事業連携実施 | クリエイターエコノミー領域のサービスにおいてTieUps社との資本業務提携を継続 | |
| ● 開発者マーケッター化計画 | ● 開発者の顧客思考/デザイン思考の履修率:50%以上 | 54% | |
| 素材~製品・サービスの一貫開発と技術の深化による新たな価値創造 | ● AI活用技術開発と新たな価値への実装 | ● 製品・サービスへのAI活用技術搭載 | クリエイターエコノミー領域で生成AI音源機能搭載ソフト1件(Wave Place)およびAIレコメンド搭載ソフト1件(Streamer Times)の提供を開始し、年度内にアップデートも実施 |
| ● 新技術要素開発 | ● 売上貢献15%以上(25年度) | 17% | |
| 環境配慮技術の開発 | ● グリーンリカバリー実行 | ● 小型製品(時計、電卓等)を中心にバージンプラ使用量削減(20年度比): -製品系 -10% -梱包系 -70% | 製品系 -10.3%、梱包系 -68% |
製造資本
レジリエントなグローバルサプライチェーンの構築
| 取り組みテーマ | 主な活動項目 | 2025年度目標 | 2025年度実績 |
|---|---|---|---|
| サプライチェーン全体の事業継続体制強化 | ● 災害、地政学リスクを想定した生産 BCPの策定 | ● 経営優先課題(チャイナリスクやポートフォリオ上の優先品目)と連動したBCP課題の適時見直しによる備えの充実 | ● 設計見直しと高度技術領域の生産拠点現地化により、中国依存の低減を推進 ● パートナー連携と新規サプライヤー活用で現地調達を拡大し、供給体制の複線化を進展 |
| 責任あるサプライチェーンの実現 | ● 人権尊重、環境保全に配慮したサプライチェーンのモニタリングと改善 | ● 一次サプライヤーの実態把握継続(100%)と改善サイクルの確立 | グローバルで328社のお取引先にCSRアンケートを実施し、327社より回収 |
| ● 中国およびタイにて訪問監査の実施継続 延べ12社 | 事業環境等の変化を踏まえ対象を8社へ見直しの上、全対象に対し訪問監査を実施 | ||
| ● 持続可能なパートナーシップ構築のためのお取引先へのCSR教育 | ● CSR教育実施回数 年1回(毎年度) | お取引先に対しCSR教育を1回実施 |
マテリアリティグループ03 「経営基盤」の強化
コーポレート・ガバナンスの強化
| 取り組みテーマ | 主な活動項目 | 2025年度目標 | 2025年度実績 |
|---|---|---|---|
| インテグリティ意識の浸透とコンプライアンスの意識の維持・向上 | ● インテグリティのある組織づくり | ● 経営トップ・管理職に対する意識付け | ● 内部統制委員会を年2回(2025年11月、2026年3月)開催し、経営層への意識付けを実施 ● 上司評価により上司として正しい行動がとられていることを確認 |
| ● カシオビジネスコンダクトガイドライン研修、勉強会の実施 | ● カシオビジネスコンダクトガイドラインの改訂(2025年10月)に伴い社内に周知 ● 各グループ会社で研修・勉強会を実施 | ||
| ● 従業員サーベイによる浸透状況の把握と改善 | コンプライアンスおよびインテグリティに関する意識調査を実施。今後、定期的に調査を実施して経年変化を把握し改善していく。 | ||
| ● コンプライアンスの強化 | ● グローバルベースでのコンプライアンス体制の構築 | ● 法改正等アラート体制の構築し、関係部門との協力の枠組みを確立 ● EUデータ法や取適法等の法改正への対応を実施 | |
| ● コンプライアンス教育研修の実施 | ● コンプライアンス・ポータルサイトを開設し、社内学習機会を促進 ● 外部の弁護士を招聘したウェビナー開催やポスター掲示、研修動画配信等を通じた教育を実施 | ||
| ● 内部通報制度の活用促進 | ● 利便性向上を目的にホットライン相談窓口ホームページを改修 ● 研修、社内セミナーや啓発ポスターの掲示等周知を通じて窓口の認知向上施策を実施 | ||
| 取締役会の実効性向上と内部統制の整備・充実・向上 | ● 取締役会の実効性向上 | ● 社外取締役を含む多様性ある取締役会構成の推進 | 取締役会構成における社外取締役比率の向上(45.4%→50.0%)および女性比率の向上(9.0%→25%) |
| ● 取締役会実効性評価結果における指摘事項への対応 | 2024年度取締役会の実効性評価結果を2025年6月の取締役会で報告し、同年度の「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」に反映するとともに、指摘事項への対応を推進 | ||
| ● 内部統制体制の強化 | ● グループ会社における内部統制体制の確立およびグループ会社を支える本社体制の確立 | ● 内部統制委員会を2回(2025年11月、2026年3月)実施し、グループ全体の内部統制体制や、運用状況を確認 ● 各グループ会社会議体(経営会議等)において、内部統制課題の審議および改善活動を実施。その結果を、カシオ計算機本社 内部統制関係者宛に定期的に報告するよう求めており、内部統制関係者により内容を確認・監督を実施 | |
| ● グローバルベースでの内部統制体制Reviewによる体制改善 | |||
| ● 役員報酬制度の高度化 | ● 投資家との利害共有、市場価値を重視した経営を促進させるための役員報酬制度の導入 | 役員報酬制度にTSRを導入(2025年度夏賞与より適用) | |
| グローバルリスクマネジメントの強化 | ● 重要リスクの一元管理体制の構築 | ● グローバルベースでの重要リスクの抽出とリスク管理活動の徹底 | 内部統制委員会年2回(2025年11月、2026年3月)実施し、グローバルベースでの重要リスクの把握および管理状況を確認 |
| ● 各部門・各グループ会社におけるローカルリスクの抽出とリスク管理活動の徹底 | ● 各グループにおいて内部統制課題の審議・改善を実施し、その結果をカシオ計算機へ定期的に報告 ● 内部統制関係者による確認・監督を実施 | ||
| ● 情報セキュリティ関連研修の実施 | ● カシオ計算機・国内外グループ会社従業員へのサイバーセキュリティ教育およびシステム管理者への情報セキュリティ教育の実施 ● 国内従業員(グループ会社含む)へのフィッシングメール訓練の実施 |
DXの推進と情報セキュリティの強化
| 取り組みテーマ | 主な活動項目 | 2025年度目標 | 2025年度実績 |
|---|---|---|---|
| 活動の高度化と効率化 | ● One to Oneコミュニケーションの強化 | ダイレクトEC ● D2C対象国のグローバル基盤カバー率:100% | 100% |
| ● アクセス数23年度対比増加率:120% | 132% | ||
| ● BtoB営業活動の最適化 | BtoB営業活動 ● 対象品目営業活動システム導入率:100% | 100% | |
| ● AI利活用の推進 | ● 生成AI活用による業務効率化率※:20% | 70% | |
| DX人材の育成 | ● DXを牽引できる人材の育成 | ● DX基礎教育 従業員受講率※:100% | 100% |
| ● AI活用基礎教育 従業員受講率※:50% | 82% | ||
| ● DXコア人材教育受講者数※:各部門3名以上 | 3名以上 | ||
| 情報セキュリティ管理の強化 | ● セキュリティ施策の強化 ● 情報セキュリティ教育の継続実施と内容の充実化 | 第三者監査実施 100% | 100% |
| SOC(セキュリティオペレーションセンター)導入率100% | 100% (例外拠点を除く) | ||
| サイバーセキュリティ教育従業員受講率100% | 100% | ||
| システム管理者セキュリティ教育受講率100% | 100% | ||
| フィッシングメール訓練実施数4回以上 | 4回 | ||
| 年間セキュリティ演習実施数1回以上 | 1回 |
※ カシオ計算機株式会社 単体目標
環境経営の強化
| 取り組みテーマ | 主な活動項目 | 2025年度目標 | 2025年度実績 |
|---|---|---|---|
| 気候変動への対応 | ● カシオグループ全体の温室効果ガス排出量削減 | ● (スコープ1・2) 2018年度基準で22%以上削減する | 63%削減 |
| ● (スコープ3) 2018年度基準で17%以上削減する | 21%削減 | ||
| 資源循環型社会への対応 | ● 製品および事業活動による廃棄物の削減 | ● カシオグリーンスター製品の売上比率を90%を目指す | 70% |
| ● 事業拠点廃棄物について2019年度比で6%以上削減する | 52%削減 | ||
| ● 水使用量を2019年度比で6%以上削減する | 32%削減 | ||
| 自然との共生 | ● 野外活動で生物多様性を学ぶ機会の創出 | ● 国内で250名相当/年の野外活動体験者を輩出する | 334名 |
人権の尊重
| 取り組みテーマ | 主な活動項目 | 2025年度目標 | 2025年度実績 |
|---|---|---|---|
| 人権リスクの最小化と人権を尊重する企業風土の醸成 | ● 人権デューディリジェンスの継続的な推進 | ● 人権課題チェックとフィードバックの実施 全生産系グループ会社 | 全生産系G会社(7社)に対し、人権課題チェックとフィードバックを実施 |
| ● 人権教育の継続的な実施 | ● 従業員に対する人権教育 年1回以上実施 | ● サステナビリティリーダーミーティングにおいて外部有識者による「AIと人権」をテーマとした講演を実施 ● 全社向けサステナビリティ学習(eラーニング)を実施 |