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事業拠点での取り組み

事業拠点での取り組み

再生可能エネルギーの活用

当社は再生可能エネルギーの活用を進めており、国内外の事業所ごとに取り組みを拡大しています。
主なものでは、2021年よりカシオ計算機本社をはじめとした国内6カ所の事業所で利用する電力を再エネ電力メニューに切り替え、2023年には中国の中山工場でPPAモデルにより再生可能エネルギー由来の電力の活用を開始しています。
さらに、国内の生産拠点である山形カシオでは2024年4月より使用する電力を再エネ電力メニューに切り替え、タイの生産拠点であるカシオタイでは2025年からの利用開始に向けて太陽光発電事業に関する民間電力購入契約を締結しました。

カシオタイでの取り組み

断熱材使用によるエネルギー使用量の削減

場内リフロー装置及び乾燥機の排気口部分に断熱を施して熱伝導を遮断することにより、エアコンの冷房負荷を軽減し、温室効果ガス排出削減に貢献しています。

CO2排出削減のために通勤バスを導入

カシオタイでは合計40台のバスを保有し、毎日の通勤手段として従業員に提供しています。従業員が通勤バスを利用する事により、温室効果ガス排出削減に貢献しています。

山形カシオでの取り組み

最新省エネ空調設備の導入

2018年5月に稼動を開始した時計専用の新工場では、「FFU※1と天井カセット式エアコン複数設置の空調方式」「ゾーニング」「クリーンルームの空調機能の分離」等、最新の省エネルギー空調システムを採用し、生産状況に応じた効率的な運用を可能としました。

※1 FFU:ファンフィルタユニット。ファンで吸い込んだ空気をフィルタを通して清浄化し、クリーンエアとして送り出す装置。

八王子技術センターでの取り組み

八王子技術センターではCO2排出削減のために施設に自動日射制御ブラインドや緑のカーテンを取り入れています。自動日射制御ブラインドは太陽の位置を算出し、同時にセンサーで日差しの強さを検出し、自動的に開閉することで、冷暖房負荷を軽減します。2012年からは、夏季の節電対策としてグリーンカーテンも併用して、更に冷房負荷軽減の取り組みも行っています。水やりや肥料、日照とのバランスに試行錯誤し、今では、2種類のアサガオによりカーテンは幅8m50cm、高さ10mほどに成長するようになり、地域の方も撮影に訪れたりしています。
また、このグリーンカーテンの取り組みは、2017年より八王子市「みどりのカーテンコンテスト」団体部門に応募しており、2017年の最優秀賞をはじめとし、2年続けて入賞しています。

LED照明の導入

カシオは消費電力削減のため事業拠点へのLED導入を推進しています。これまでに初台本社、羽村技術センター、八王子技術センター、山形カシオ、カシオ電子科技(中山)、カシオタイ、カシオアメリカ、カシオメキシコマーケティング、カシオ韶関など多くの拠点で導入を実施し、LED照明によるCO2の排出を大幅に削減しました。

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