- 会社の出来事
- 製品に関する出来事
2010年代
2010(平成22)年4月
TFT液晶ディスプレイ事業を凸版印刷との共同出資会社「(株)オルタステクノロジー」に移管
2010(平成22)年4月
2010(平成22)年6月
携帯電話端末事業を「NECカシオモバイルコミュニケーションズ(株)」に統合
2010(平成22)年11月
ハイブリッドGPS搭載のデジタルカメラ「EX-H20G」発売
2010(平成22)年11月
HDRアート機能を搭載したデジタルカメラ「EX-ZR10」発売
2011(平成23)年1月
ネットワークサービス「イメージング スクエア」を開設
2011(平成23)年4月
2011(平成23)年4月
耐水・耐衝撃性を備えたスマートフォン「G’zOne COMMANDO」を米国ベライゾンワイヤレスが発売
2011(平成23)年8月
南米物流管理会社「Casio Latin America S.A.」設立(2012年1月ウルグアイ中央倉庫稼動)
2011(平成23)年10月
WLP関連事業を「(株)テラミクロス」に移管
2011(平成23)年10月
「カシオマーケティングアドバンス(株)」を設立
2011(平成23)年10月
米国「Casio Latin America, Inc」をブラジル販売会社「Casio Brasil Comercio De Produtos Eletronicos Ltda.」に統合
2011(平成23)年12月
顧客・予約・売上データを1台で管理できる店舗支援端末「VX-100」発売
2012(平成24)年1月
小学生向け電子辞書「XD-D2800」発売
2012(平成24)年3月
スマートフォンと通信できるBluetooth V4.0対応の「G-SHOCK GB-6900」発売
2012(平成24)年4月
タイ・ナコンラチャシマ県の時計新工場が稼動
2012(平成24)年4月
多彩なメモを美しく印刷できる電子文具「memopri」発売
2013(平成25)年3月
アラブ首長国連邦(ドバイ)で販売会社「Casio Middle East FZE」設立(10月営業開始)
2013(平成25)年6月
立体的な表現を可能にしたデジタル絵画「カシオアート」発売
2013(平成25)年7月
店舗の販促活動を支援する小型サイネージ「カシオサイネージ」発売
2013(平成25)年8月
マレーシアで販売会社「Casio Malaysia, Sdn. Bhd.」設立(2014年1月営業開始)
2013(平成25)年11月
スタンプを自作できるスタンプメーカー「pomrie」発売
2014(平成26)年1月
「カシオ(上海)貿易有限公司」に「カシオ(広州)商貿有限公司」の営業機能を移管し、「カシオ(中国)貿易有限公司」として営業開始
2014(平成26)年4月
タフネス性能を備えた土木測量専業電卓「fx-FD10 Pro」発売
2014(平成26)年7月
タイで販売会社「Casio Marketing (Thailand) Co., Ltd.」設立(2014年9月営業開始)
2014(平成26)年7月
2014(平成26)年8月
高精細液晶で現地語表示を実現した関数電卓「ClassWiz」を中国で発売
2014(平成26)年9月
カメラ部と液晶画面付きのコントローラーを分離できるデジタルカメラ「EX-FR10」発売
2014(平成26)年12月
中国・広東省に生産会社「カシオ鐘表(東莞)有限公司」を設立
2015(平成27)年6月
樫尾和宏、社長に就任
2015(平成27)年6月
ダーモスコピー検査の画像から皮膚の癌を判別するための知見を学べる医師向けクラウドサービスを開始
2015(平成27)年9月
ポケットサイズの英会話学習機「joy study」発売
2015(平成27)年9月
歴史ある3種類のグランドピアノ音色を備えた電子ピアノ「CELVIANO Grand Hybrid」発売
2015(平成27)年9月
視認性と操作性を高めたプレミアム電卓「S100」発売
2016(平成28)年3月
2016(平成28)年4月
学習の進捗状況も確認できる英会話学習機「EX-word RISE」発売
2016(平成28)年6月
電子辞書「エクスワード」発売以降の電子辞書世界累計販売台数3000万台を達成
2016(平成28)年7月
写真管理アプリ等の開発やサービスを提供する「リプレックス(株)」の全株式を取得
2016(平成28)年8月
中国・広東省に生産会社「カシオ電子(韶関)有限公司」を設立
2016(平成28)年12月
(株)旺文社、(株)毎日新聞社と共同で英語応対検定事業を運営する「(株)学びUPコミュニケーションズ」設立
2017(平成29)年4月
おもてなし英語力を磨くデジタル英会話学習機「JY-L04/L05」を発売
2017(平成29)年5月
2017(平成29)年8月
耐衝撃ウオッチG-SHOCK世界累計出荷1億個を達成
2017(平成29)年10月
グローバルな生産体制の強化および生産技術の変革を図るため、生産資材統轄部を生産本部に変更
2018(平成30)年4月
初号機の系譜を受け継ぐ「5000」シリーズ初のフルメタル「G-SHOCK GMW-B5000」発売
2018(平成30)年4月
事業戦略本部を新設し、BU制を導入(時計、辞書・英会話、教育関数、楽器、DPJ・VI、システム)
2018(平成30)年4月
山形カシオの時計専用工場が完成
2018(平成30)年8月
山形カシオで腕時計の自動組立ラインが稼動開始
2019(平成31)年2月
奥行き業界最短のスタイリッシュな電子ピアノ
「Privia PX-S1000/S3000」発売
2010(平成22)年 4月
世界初 水銀フリーで高輝度を実現した新光源を搭載
「グリーンスリムプロジェクター XJ-A145」

「グリーンスリムプロジェクター」は、高輝度データプロジェクターとして世界初の水銀フリーを実現した製品です。水銀フリーであることには、二つのメリットがありました。まず、有害な水銀を廃棄することはなく、新光源が長寿命であることからランプ交換などによる環境への負荷を軽減できること。もう一つは、水銀ランプを使わないことで、素早い立ち上がりを実現するとともに、使用後の冷却も不要となり、“テレビのようにすぐに使える”という価値を提供したことです。当時、2000ルーメン以上の高輝度を実現するためには水銀ランプを用いることもやむを得ないというのが業界の常識でした。2003年よりビジネス用プロジェクター市場に参入していたカシオも「グリーンスリムプロジェクター」の開発までは、水銀ランプを使用していました。そこで、カシオは水銀フリーと高輝度を両立すべく“クリーン&グリーン”をコンセプトにした次世代プロジェクション光源の開発に着手。レーザーとLEDを組み合わせた独自のハイブリッド光源の開発に成功し、環境への配慮と高輝度の両立を実現したのです。
2011(平成23)年 4月
自撮り専用機へと進化するフリースタイルカメラ
「EXILIM EX-TR100」

「EXILIM EX-TR100」は、自由な撮影スタイルをコンセプトに開発したデジタルカメラです。その最大の特徴は、従来のデジタルカメラとは一線を画す可変フレームデザイン。レンズ部を中心にフレームが360度回転し、モニターも270度回転する斬新な薄型ボディにより、常に持ち歩くことはもちろん、机に置いたり、壁にかけたりと、好きな持ち方、好きな撮り方で写真や動画を撮ることを可能にしました。最初は北米で「TRIX(トリックス)」のネーミングで販売しました。その後、香港の人気モデルが「EX-TR100」で自撮りした写真をSNSにアップしたところ、顔が美しく撮れることが評判となり、中国語で“自拍神器(自撮りの神の機械)”といわれるほど、中国や東南アジアの女性の間で大ヒットしました。「EX-TR100」はその後、自撮り専用機TRシリーズとして進化していきます。こうしたユニークな製品開発の原点には、「QV-10」から続く、「デジタルカメラならではの楽しみ方を広げたい」というカシオの思いがあります。その後、2014年に発売された「EXILIM EX-FR10」は、レンズとモニターを切り離すことで、構えて撮るという常識を覆し、自由自在な撮影を実現。カメラの楽しさをさらに広げました。
2014(平成26)年 7月
過酷な環境でも正確な時刻を刻む
「G-SHOCK GPW-1000」

「G-SHOCK GPW-1000」は、GPS電波受信機能と世界6局の標準電波受信機能を兼ね備えた、世界初のハイブリッド時刻取得システムを搭載した腕時計です。この製品の最大の特長は、世界中のさまざまな過酷な環境でも、“正確な時を刻む”ことに徹底的にこだわったこと。電波時計は、時刻情報を含む標準電波を受信することで正確な時刻に自動で修正してくれるものですが、「GPW-1000」は、標準電波というインフラのない地域でも、衛星からのGPS電波を受信する相互補完の時刻取得システムにより、世界中で正確な時刻を表示します。また、高精度の地図データを時計に内蔵することで、位置情報からタイムゾーンとサマータイムの有無を解析し、時刻の修正に反映します。実は、カシオは1999年にGPS機能を内蔵した腕時計「PRT-1GPJ」を世界で初めて発売しました。アウトドア用ということで現在位置計測機能などを備えるほか、GPS電波の受信により正確な時刻を表示する機能も搭載していました。当時の技術ではサイズや電池寿命など課題もありましたが、“どこにいても常に正しい時刻がわかる”という価値でユーザーに貢献する──そんなカシオの挑戦心は、その後の「GPW-1000」に結集されています。
2016(平成28)年 3月
腕に着ける“タフ”な情報機器で、アウトドアシーンを楽しく
Smart Outdoor Watch「WSD-F10」

Smart Outdoor Watch「WSD-F10」は、水辺や雨天時でも使える防水性と、さまざまなアクティビティに持ち出せるMIL規格(米国防総省が制定した、落下、振動などの試験を行う米軍の物資調達規格)に準拠したアウトドアシーンに最適なリストデバイスです。最大のポイントは、アウトドア用途に特化したこと。スマートフォンの機能が使いたくても使いにくいシーンでは、腕に着用したリストデバイスの必要性が高まります。トレッキング、サイクリング、釣りなどのアウトドアシーンで役立つ多彩なアプリのほか、内蔵のセンサーを用いて自然環境の変化や活動量を計測するオリジナルのアプリもプリセット。プラットフォームにはAndroid Wearを採用しているため、アプリを追加してさまざまなアウトドアシーンに合わせて機能を拡張することも可能です。カシオは1980年代から、脈拍の計測機能でジョギングをサポートする「JP-100」や、気圧の変化をセンサーで感知して天候の予測ができる「BM-100」など、運動やアウトドアに関する情報が得られる多機能デジタル時計を数多く手がけてきました。「WSD-F10」は、これまでに蓄積してきたカシオのノウハウを受け継ぐことで、アウトドアライフをより楽しめるリストデバイスとなったのです。
2017(平成29)年 5月
世界初 3つの時刻取得システムを搭載した「G-SHOCK GPW-2000」発売

「GPW-2000」は、世界で初めて3つの時刻取得システムを搭載した「G-SHOCK」です。搭載したモジュールは「Connectedエンジン 3-way」。これにより、標準電波とGPS衛星電波の受信に加え、スマートフォンを経由してサマータイムやタイムゾーン情報の自動更新が可能になりました。また、構造面では、バンドをファインレジンのシャフトカバーと、カーボンファイバーを封入したファインレジンのパーツで固定するビスレス方式を採用。振動の影響によって緩むビスを、バンドを固定するパーツとして使用しないことで、さらなるタフネス性能を追求しています。“正確な時刻が分かる”“壊れにくくタフである”──これまでカシオが追求してきた「信頼」という価値を高める商品となりました。