自然との共生

持続可能な紙利用

カシオでは、森林資源の持続可能な利用を考慮して「調達」と「使用」の両面から取り組みを進めています。

紙の調達

森林は陸上生態系の保全をはじめ、CO2の吸収・固定や水源涵養、さらには海洋生態系に落葉由来の養分の供給など多面的機能を有しています。
カシオでは事業における紙の調達や使用が、森林資源の持続可能性に負の影響を及ぼさないよう紙の調達方針を定め、そのもとでの調達を行っています。

紙の調達方針

カシオグループ 紙の調達方針

目的:紙の原料となる森林資源の保護と持続可能な利用を通じた生物多様性の保全を目的として、紙の調達方針を定める。

適用範囲:カシオグループが国内外で調達する紙製品全般

方針:以下の基準に沿って事業活動で使用する紙を調達する。

  1. 紙の原料木は、伐採地の法律・規則を守って生産されたものであること
  2. 保護価値の高い森林を破壊しておらず、重大な環境・社会問題にかかわる企業の製品ではないこと
  3. 信頼できる認証紙や再生紙を優先的に利用する

認証紙化の推進

カシオでは、2016年度から、製品のカタログ用紙のFSC®認証紙使用比率に目標値を設定して、環境マネジメントシステムのもと使用比率を高める取り組みを進めています。
2016年度は目標30%に対して結果は15%でしたが、2017年度はFSC®認証紙のラインナップが増えたこともあり、40%の目標に対して65%の実績となりました。
事業活動で使用する紙については、定期的に紙製品の製造元調査を実施し、調達方針に適合した紙製品の利用を維持する活動を継続しています。

FSCのロゴマークです。

持続可能な紙利用のためのコンソーシアム

カシオは、環境や社会に配慮した紙の利用を社会全体で推進することを目的に立ち上げた「持続可能な紙利用のためのコンソーシアム」に2014年6月に参画、取り組みを開始しました。
このコンソーシアムは、紙の利用について先進的な取り組みを行う企業5社とWWFジャパン、企業の持続可能性の推進をする株式会社レスポンスアビリティが協働して2013年11月に設立されました。各メンバーがそれぞれの立場から環境や社会に配慮した紙利用を促進することで、持続可能な紙の利用を社会全体に拡大・浸透させていくことを目指します。2015年に制定した「カシオグループ紙の調達方針」もメンバー企業との情報交換などが基になっています。

コンソーシアムの具体的な活動内容

2014から2015年度にかけて、紙製品のサプライヤーとのダイアログを実施し、2016年7月には「サプライチェーンでの企業間連携 持続可能な紙利用の拡大を目指して」と題するシンポジウムを主催しました。

参加者100名を超えるシンポジウムの写真です。
シンポジウムには100名を超える参加者
CSPUのロゴマークです。

参画企業(2018年5月時点、50音順)

味の素株式会社、イオン株式会社、花王株式会社、カシオ計算機株式会社、キリンホールディングス株式会社、JSR株式会社、ソニー株式会社、株式会社ニコン、三井住友信託銀行株式会社
運営アドバイザー:株式会社レスポンスアビリティ

コンソーシアムの詳細は、以下のWWFジャパンのホームページをご覧ください。

「持続可能な紙利用のためのコンソーシアム」

コンソーシアムのメンバーの写真です。
コンソーシアムのメンバー

今後、上記のような取り組みによって持続可能な森林資源の活用に寄与するとともに、それらの森林を巡る社会課題を従業員が自分事としてより深く理解できるように、森づくり活動の展開を目指します。