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デザイナーがノーコードツールで制作したWebサイトが「iFデザインアワード」を受賞
2024年3月13日
当社のWebサイト「CASIO DESIGN」が、世界的に権威のあるデザイン賞「iFデザインアワード2024」を受賞しました。当社のWebサイトの受賞は初となります。

「CASIO DESIGN」トップページ
このサイトは、社内のデザイナーの社員が、Z世代を中心とするデザイナー志望者にカシオの魅力を伝えるため、自ら制作したものです。制作にはプログラミングやシステムの知識が不要なノーコードツールを使用しました。

サイトを制作したメンバー
(左から)デジタル統轄部 D2Cプラットフォーム戦略部 辻村 泰一郎さん、金 度希さん
NBセンター LVI企画開発部 大坪 由香さん
(サイト公開時は三人とも開発本部 デザイン開発統轄部 第三デザイン部)
金さんをリーダーとした制作チームは、デザインのポートフォリオなどを掲載していた従来のサイトを全面的に見直しました。職場のZ世代にアンケートをとり、どんな会社に入りたいかを調査しました。その結果わかったのは、「職場環境」に高い関心があるということでした。そこで制作チームは、働く人のライフスタイルを中心にしたコンセプトを立てて、職場環境やそこで働くデザイナーの多様な個性を伝えるコンテンツを盛り込みました。


職場環境の紹介では「オフィス」「休憩室スペース」といった味気ない名称は使わず、「meeting 打ち合わせをする」「Relaxing コーヒーを飲む」といった人の行動シーンを紹介。

職場の空間も、イメージしやすい3D風のアイソメトリックスデザインのイラストで描きました。生活する毎日がイメージしやすいよう、オフィス周辺の店も紹介しています。
働く人の多様な個性を伝えるため、デザイナーのカバンの中のアイテムや使っているツールを紹介するコーナーも設けました。カバンの中を紹介するコーナーではレコード、自分で加工した革製品といったオリジナリティ豊かなアイテムが掲載されています。
デザインチームはサイトを自由で楽しい雰囲気にするため、Web制作チームに導入を手伝ってもらい、制作ツールにはHTMLの知識がなくても使えるノーコードツールのAEM(Adobe Experience Manager)を採用しました。ブロックを組み合わせるように絵や文章をレイアウトして、発想を膨らませながら手を動かし、周囲の人にも見せながら試作サイトを書き換えていきました。結果、約100ページにわたるサイトができあがりました。
デザイナー自らがつくり、感性を発揮した同サイトは「iFデザインアワード2024」の「コミュニケーション・エンプロイヤーブランディング」部門で受賞。制作チームは受賞を喜ぶとともに、このサイトを見た若い世代がカシオに興味をもつきっかけとなり、オフィスに来てくれることを、楽しみにしています。
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