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「よなよなエール」や「インドの青鬼」など個性あふれるクラフトビールの製造・販売を行う株式会社ヤッホーブルーイングでは、製造チームの備品としてG-SHOCKが採用され、メンバーそろって醸造所内で着用いただいています。
なぜG-SHOCKが採用され、ビールの製造工程でどのように活用されているのか、ヤッホーブルーイングのなおGこと、加藤直さんに話を聞きました。
ヤッホーブルーイング 麦府中奉行(製造・設備ユニット)ユニットディレクター
加藤直(なおG)さん
G-SHOCKが備品として採用されたのは、2016年から。それ以前は、別の防水時計を使用していましたが、過去に珪藻土をろ過で使う工程があって、粉塵が時計に入り込んで壊れてしまったんです。
それで、G-SHOCKを備品として採用したい、という意見を会社に出して、会議での話し合いなどを経て採用され、現在は製造メンバー全員に支給されています。
そもそもなぜメンバーで時計を統一する必要があるのか、という事なんですが、ビールの製造工程で一番気をつけているのは異物の混入です。万が一何か混入してしまった時に、その特定がスムーズに行えるように醸造所内に持ち込むアイテムは統一しています。
醸造所内
時計を決めるにあたって、重視したのはソーラー機能と防水性です。
メンバーが代わっても、一つの時計を引き継ぎながら使うので、長寿命、タフソーラーであることはマストです。今自分が着けているものも、前任者から引き継いだモデルで電池切れすることなくずっと使っています。
加えて、ビールの製造工程ではタンクの洗浄や排水、配管の洗浄などかなり水がかかるので防水性も大事です。重いものを持ったり、タンクに時計をぶつけたりすることもあるので、耐衝撃という点も心強いですね。
機能面だけでなく、デザインがかっこいいというのも皆が気に入って着けているポイントとしてあるのかなと思っています(笑)
製造チームの皆さん
ビールの製造では、ある程度自動化が進んでいますが、アナログで人が管理している工程もあります。例えば、何分間この工程をやる という作業や、複数人で作業にあたっているので引き継ぎの時など時間を正確に把握することはとても重要です。
ただ、製造所内は熱い、湿度が高い、湯気が出るなどという環境下のため置き時計を設置しても壊れてしまったり、掛け時計だとタンクなどで死角が多いので、やはり腕時計をそれぞれが着用するのが時間を把握するには一番ですね。
すべてが自動化されず、ある程度アナログな部分が残っているからこそ、ゆずやパイナップルを入れてみるなど色々なことを試せるのがクラフトビールをつくる面白さだと思っています。これからも大好きなビールに向き合っていきたいですね。
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