Skip to content

お気に入りに商品が追加されました。

TOPICS

【開発者インタビュー】「華やか」から「シック」な江戸切子モデルへ!こだわりを詰め込んだ“OCEANUS”新モデル

2025年10月7日


本日、アナログ電波ソーラーウオッチ“OCEANUS(オシアナス)”の新製品として、月明りが差し込む静かな夜をモチーフにした限定モデル「OCW-S7000CN/OCW-SG1000CN」を発表しました。江戸切子を施したサファイアベゼルとオールブラックのチタン外装が夜の美しさを表現した最新モデルの魅力を、商品企画担当者に聞きました。

佐藤貴康の写真

商品企画部 第二企画室 佐藤貴康

今回の江戸切子モデルのコンセプトを教えてください。
これまでの江戸切子シリーズは、鮮やかで華やかな印象の商品が中心でしたが、今回は「CALM NIGHT」というテーマで、月明かりに照らされた静かな夜の海をイメージし、シックでモダンな表現に挑戦しています。

新旧江戸切子モデルの写真

上が過去モデル

従来シリーズとの違いはどこにありますか。
最大の特徴は、全身をオールブラックでまとめたモノトーンデザインです。江戸切子の美しさとポテンシャルを活かし、OCEANUSらしいシックでモダンな世界観の表現を目指しました。
サファイアガラスに施された江戸切子の「千筋」という技法により、上半分は月明かりをイメージした放射状カット、下半分は水面の揺れを表現した水平カットで、月明かりが差し込む海の情景を再現しています。

製品カット

確かに今回はOCEANUS「なのに」オールブラックなカラーが印象的ですね。
OCEANUSといえば、海のような色味でお客様からご支持をいただいているブランドです。今回は、月明りが照らす静かな夜を表現するために、単なる普通のブラックモデルではない仕上げを施しました。サファイアガラスをカット後に上がブラック、下がシルバーにグラデーションする蒸着を施しているのですが、この蒸着は偏光膜になっているため、光の入り方や角度によって青みが現れるような色味になっています。黒は黒でも、斜めから見たり周囲の光の状況によってOCEANUSらしい青が顔をのぞかせます。腕を傾けるたびに表情が変わる、いわば『遊び心』を込めた仕上がりになっています。
また、ダイアルにはオールブラックな中にも月をイメージした加工が施されています。ガリウムタフソーラーを搭載しているOCW-SG1000CNの日車にもぜひ注目してみてください。

腕に装着した姿
日車の画像

苦労した点は何ですか。
テーマを体現しようとしすぎるといわゆる「お土産」のようになってしまうリスクがあります。いかにさりげなくテーマを再現し、かつ実用性を保てるかが重要でした。また、江戸切子のカットは傷をつける作業でもあるため、落下試験を重ね、カットが集中しすぎて割れやすくならないよう、デザインと耐久性のバランスを慎重に調整しました。こだわりを感じてもらいながらも、つけやすく、かっこいいものを作るというバランス感覚が苦労した点です。

加工工程イメージ

江戸切子サファイアガラス加工工程

―最後にメッセージをお願いします。
既存のOCEANUSファンの方には、これまでとは違うアプローチのOCEANUSをぜひ実際に見ていただきたいです。また、OCEANUSを知らない方には、このこだわりを持って作っている製品に興味を持っていただきたいです。
今年は定番商品も充実し、店頭でより多くのバリエーションから選ぶ楽しみを味わえるようになりました。ECサイトでももちろんご購入はできますが、店頭でも、自分好みの一本を見つけていただけるとうれしいです。

OCW-S7000CNとOCW-SG1000CNの写真

Select a location