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カシオの電子ピアノで癒しの音楽を贈る 国立成育医療研究センターで演奏会を開催

2025年10月24日


9月5日(金)、当社は東京都・世田谷区の国立研究開発法人 国立成育医療研究センターにて、センターを利用する子どもたちやそのご家族、妊産婦の方たちに贈る演奏会「見て聞いて楽しめる!音楽会」を開催しました。

国立成育医療研究センターは小児・周産期・女性医療を専門とする唯一の国立高度専門医療センターです。希少疾患を持つ小児や妊娠・出産を希望する方々を日本全国から受け入れ、医療を提供し、研究を推進しています。

この演奏会は、自身の子どもが大病を患い、5年間の闘病生活を経験した営業本部 国内営業統轄部の小暮彩乃の体験がきっかけになりました。
自由に出かけることができない闘病生活の中、病院内でのお祭りやクリスマス会の開催、ボランティアの方々の絵本の読み聞かせイベント、セラピードッグの訪問などが何よりも子どもの癒しの時間になっていました。その経験から小暮は「日々のつらい闘病生活や入院生活の中で少しでも癒しになる時間や笑顔を届けたい、カシオの楽器を使ってなにかできることはないか」と一念発起し、当社のパーパス「驚きを身近にする力で、ひとりひとりに今日を超える歓びを。」にもある「歓び」を届ける社会貢献活動の一環として、この演奏会を企画しました。

ポスター画像

会場に掲出されたポスター

子どもたちが歌って踊って笑顔になった「豆の木広場」

演奏会は二部制で行われ、第一部は国立成育医療研究センターの入り口横にある「豆の木広場」で実施されました。当日はあいにくの天気でしたが、電子ピアノの音が聞こえてくると続々とお子さまやご家族がお越しになり、広場に入りきらないほど多くの観客が集まりました。

楽器イベントプレイヤーの経歴を持つカシオマーケティングアドバンス株式会社の和田悠が電子ピアノPrivia「PX-S7000HM」を演奏。「生まれてはじめて」や「夢をかなえてドラえもん」、和田さんの歌声でさらに元気になる「バスにのって」、「どんな色がすき?」などを演奏しました。
演奏をリアルタイムでアート(一枚の絵)にする「Music Tapestry(ミュージックタペストリー)」も投映。お子様たちは、演奏がカラフルなアートになっていくMusic Tapestryに釘付けになっていました。

音楽会の様子
音楽会の様子

「どんな色がすき?」は観客の皆さまに色とりどりのスカーフを配り、曲に合わせてスカーフを振ってもらうなどの参加型形式で演奏しました。観客の皆さまは和田さんの合図に合わせて持っているスカーフを掲げたり、曲に合わせて身振り手振りで楽しんだり、それぞれ笑顔で楽しんでいました。

演奏を聴いた観客の方からは「普段は静かな場所だけど、このような音楽会を開いていただき、病棟内が明るい雰囲気と楽しい音楽に包まれて嬉しい」とコメントをいただいたほか、一人のお子さまが、演奏会がとても楽しかったこと、ピアノを演奏してくれた和田さんが大好きになったことを何度も伝えにくるなど、心温まる一幕もありました。

電子楽器を弾く子供の様子

音楽会の前後にはカシオの電子楽器を自由に体験していただきました

会場のMoflinの様子

Moflin(モフリン)も応援に!たくさんのお子さまに大人気でした

これから生まれてくるお子さまと一緒に音楽を楽しむ

第二部は妊産婦さん専用病棟の産科病棟にて実施しました。妊産婦さんとそのご家族をはじめ、病棟で勤務されている看護師の方々もお越しになり、会場の椅子に座りきれないほど多くの観客が集まりました。

ピアノ演奏は第一部に引き続き和田さんが務め、第一部とはガラっと雰囲気を変えてクラシックの名曲「月の光」からスタート。ピアノの音がキラキラと輝き、しっとりとした魅力のある演奏に観客の皆さまも聴き入っていました。
妊産婦さんの専用フロアということで、人気医療漫画を実写化したドラマの挿入曲である「Baby, God Bless You」と「奇蹟」を演奏。自身も妊娠・出産の経験のある和田さんが当時を振り返り、自身もこの曲からエールをもらえたことから、妊産婦の皆さまの抱えている不安を少しでも癒したいと選曲しました。優しいピアノの音とともに、楽曲と連動する「Music Tapestry」のアートをプロジェクターで映し、視覚的にも癒しを届けました。
「奇蹟」の演奏が始まる直前には観客の皆さまが次々とスマートフォンを取り出し、真剣な表情で撮影をしていました。皆さまの温かい拍手に包まれて、演奏会は無事に終了しました。

病棟で働く職員の方からは「音楽が与える癒し、視覚で楽しむことが出来るMusic Tapestryなど、いろんなものが融合された素晴らしいイベント企画でした。豆の木広場では子供たちが元気いっぱいに音楽を楽しみ、産科病棟においては癒しと音楽の与える優しさに大変感動しました。音楽と真摯に向き合い、音楽のすばらしさを広めたいという想いに刺激と感動をいただきました」とコメントが寄せられました。

音楽会の様子
音楽会の様子

Music Tapestryで完成した一枚のアートに癒されます

カシオの楽器で癒しを届けたい気持ちが強かった

この演奏会を企画した中心メンバーである営業本部 国内営業統轄部の小暮彩乃と国内営業統轄部 東日本営業部 首都圏コンシューマ支店のリーダー 鈴木由貴子に、演奏会への想いやカシオの社会貢献活動について聞きました。

<営業本部 国内営業統轄部 小暮彩乃より>
音楽会を企画するにあたり、病気を患う子どもはもちろんですが、病児を支えるご家族の悩みや葛藤も目の当たりにし、今まで知らなかったことに気づかされる毎日がありました。そんな気づきから、闘病生活を送っている中でも健康な人が経験できることを届け、日々の癒しにつなげてほしい。それをカシオの楽器で実現したいという思いが強くありました。当日はお子さまとそのご家族、病院関係者のたくさんの笑顔を見ることができ、とても充実した日となりました。
楽器を取り扱うメーカーの一つとして、年齢や環境、立場にとらわれずどんな方にも音楽を楽しんでもらう機会を増やしたいと考えています。「全ての人に音楽を奏でる喜びを」という想いのもと開発されたカシオの楽器。当社の楽器を通じてこのような活動から体験していただいた皆さまに音楽の素晴らしさを感じていただき、その流れが豊かな生活につながる連鎖となれば嬉しいです。

<国内営業統轄部 東日本営業部 首都圏コンシューマ支店リーダー 鈴木由貴子より>
小暮さんの熱い想いに自身の子育て経験から共感し、所属する東日本営業部を中心に人員手配や機材調達、病院との事前調整、当日の運営サポートや感染対策等を小暮さんと共に部門横断で実施しました。当日は演奏と交流を通じ多くの笑顔と感謝が寄せられ、何よりも安全確保を優先して実施できたことを嬉しく思います。ご協力くださった皆さまに感謝します。

集合写真

音楽会の企画メンバーで記念撮影

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