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冬こそピアノを楽しみませんか?平和を語り継ぐデジタルピアノの物語

2025年12月18日


冬休みが近づいてきました。
暖房が効いたお部屋で、クリスマスのスタンダード曲や冬がテーマになったクラシック曲、J-POPのウィンターソングなどをピアノで弾くと楽しい季節です。寒さや乾燥に注意が必要な時期ですが、電子ピアノは温度や湿度にも影響を受けず、一年中良い音で楽しめます。冬の長い夜にも、心ゆくまで演奏を楽しめるのも電子ピアノのメリットです。

来年2026年は、1986年にカシオが最初の電子ピアノ「CPS-201」を出してから40周年になります。初の本格デジタルピアノは1991年に発売した「“CELVIANO” AP-7」。デジタル技術を進化させ、ピアノの心地よい音を追求してきました。

アコースティックピアノでは、弾かれていない音の弦も共鳴しています。さらに筐体の鳴りも加わって、ピアノにしか出せない豊かな響きを生み出しています。
”CELVIANO”は、カシオ独自の音源技術による繊細で豊かな音色に加え、他にはない臨場感で、目の前にグランドピアノを感じられる音響システムを備えています。

アコースティックピアノにもさまざまなタイプがあり、それぞれに音の個性があって、愛されています。カシオがデジタル技術を使って、歴史あるアコースティックピアノの音をデジタル音源化し、そのピアノの音を未来へ継承するプロジェクトを実施しましたので紹介します。

当社は10月15日(水)に開催された「被爆80周年 Music for Peace 明子さんのピアノ」支援コンサート(広島交響楽協会主催)で、広島で被爆したアップライトピアノ「明子さんのピアノ」の歴史的な響きを未来へ継承する新たな取り組みとして、デジタル音源化プロジェクトを実施しました。

「明子さんのピアノ」は1926年に製造されたアップライトピアノで、当時、広島に住んでいた河本明子さんが所有していました。1945年8月6日の広島原爆投下により被爆、損傷を受けましたが、2005年に修復が完了し、現在は広島市平和記念公園内の「広島市レストハウス」に常設展示されています。このピアノは、世界的ピアニストのマルタ・アルゲリッチ氏をはじめ、多くの音楽家による演奏を通じて、平和へのメッセージを発信し続けている歴史的な楽器です。

このプロジェクトは「『明子さんのピアノ』の響きは、平和へのメッセージとして世代と国境を越えて受け継がれる」という思いのもとに進められました。「明子さんのピアノ」の音をデジタル音源として再構築し、“CELVIANO”を通してその響きを再現しました。

「明子さんのピアノ」をデジタル化し、未来へ残すプロジェクトに乗り出したことで、その響きを永続的に保存し、長く伝えていけるようになりました。

10月15日の「被爆80周年 Music for Peace 明子さんのピアノ」支援コンサートでは、オリジナルのピアノと“CELVIANO”が共演。世界的に活躍するマルタ・アルゲリッチ氏をはじめ、酒井茜氏、CASIO電子楽器アンバサダーの角野隼斗氏の3人のピアニストが出演。アコースティックとデジタルの両方の音色が響き合い、テクノロジーによって時代を超えて音楽がつながる演奏となりました。

ステージの様子

「被爆80周年 Music for Peace 明子さんのピアノ」

「“CELVIANO” GP-510BP」は、自然で滑らか弾き心地を可能にした、グランドピアノの持つ音響を創出する”グランドアコースティックシステム”を採用した電子ピアノです。

GP-510BP製品カット

“CELVIANO” GP-510BP

“CELVIANO” で培った音源技術をコンパクトなボディに収め、より気軽に楽しめるようにした「Privia」は、部屋のどこに置いても美しい全周デザインが施された電子ピアノです。

PX-S7000製品カット

“Privia” PX-S7000

この冬に、お部屋にお迎えしてみてはいかがでしょうか。
「部屋置きシミュレーション」アプリで、お部屋に置いた時の見え方もご確認できます。

<製品サイト>
CELVIANO Grand Hybrid
GP-510BP
CELVIANO
Privia

<関連リンク>
デジタルピアノ 簡単部屋置きシミュレーション
カシオ電子ピアノ 年末年始キャンペーン

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