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自然素材で新年を迎える正月飾りを作ろう!WILD MIND GO! GO!

2025年1月7日


2024年12月7日(土)、東京都昭島市のモリパークアウトドアヴィレッジにて、自然体験メディアサイト「WILD MIND GO! GO!」のイベントを開催しました。今回の自然体験は「素材からしめ縄を作り、オリジナルの正月飾りで新年を迎えよう」。講師に(株)BiotopGuild代表で東京環境工科専門学校非常勤講師の三森典彰さん、アシスタントに野外活動&自然科学ライターの藤原祥弘さんをお迎えしてワークショップを行い、多数の家族連れのお客様にご参加いただきました。

この日は朝から雲一つない青空が広がる冬晴れ。最寄り駅では、枝の剪定によりすっきりした街路樹と、真っ赤に色づいた紅葉が出迎えてくれました。

今回のワークショップは前回のクリスマスリースに続き、事前の申し込みが好調。当日参加をご希望されるお客様もたくさんご来場いただき、定員に対して100%を超える嬉しい悲鳴でした!しかも、小さいお子さん連れのご家族が多く大盛況!
そうした中で、本日特筆すべきは女性スタッフが過去最大の4名(男女合わせて11名)というところ。小さいお子さんへの配慮もしやすいメンバーでのスタートとなりました。

通路からも見える位置に並べたしめ縄飾りの資材

今回の正月飾りのポイントは何といっても「稲藁から縄を綯う」という工程です。お客様にこれを適切に指導できるようにするために、まずはスタッフ講習。1年ぶりなので指導のポイントを忘れていましたが、講師からの適切なアドバイスを改めてインプットしました。

お客様と同じポジションと目線でトライ

縄を綯うことができたら紙垂の作り方へ

冒頭のPROTREKや書籍の紹介に続き、講師デモではまずは伝統的なやり方での縄綯い。
「左右の藁の束をきちんとねじったうえで巻けば自然にはほどけない」ということを見ていただいた後は、しめ縄にまつわる文化的な解説。重要なポイントは、日常的に使う場合の縄の綯い方と、神様に捧げるモノは縄を綯う方向が左右逆であること。

続いて、特製器具による誰でも簡単にできる綯い方の説明へ。
今回は誰でもできる魔法の言葉?が「(左右の藁束を)右にねじって交換」にバージョンアップ(昨年の様子はこちら)。これを口ずさみながらやると、小さいお子さんでもできる!
順調に綯い終わると、丸くなるように縛って各種の飾りつけへ。

飾り付けは「紙垂」「稲穂」「松葉」「鰯」「南天」の一つ一つに意味があります。講師の説明にみなさんは深く頷かれていました。(詳しくは「HowTo」)
そして今回は、水引(みずひき)の特別指導もありましたが、これにハマるお客様が続出。これだけのワークショップも意味がありそうです。

今回も、たいへん多くのお客様に「やった!レポ」に投稿いただきました。その中からいくつかをピックアップします。


「しめ縄作り、楽しかったです!飾りつけのところがむずかしかったけど、すてきなしめ縄ができてうれしかったです。また、2026年のしめ縄も、家族で参加して楽しく作りたいです!」

「一年ぶり、二回目のワークショップ参加です。作るだけでなく、使うものや形や向きの意味まで教えていただけるのがいいです。先生以外のスタッフの方も親切に教えて下さり、今回は水引の淡路結びと紅白の紙垂も習いました。いいお正月が迎えられます。ありがとうございました。」

「初めてのしめ縄作り!難しかったけれど、縁起物の由来や意味まで色々教えてもらえてとても面白かったです!自分で作って飾り付けをしたしめ縄、早く飾りたいなと息子も楽しみにしています!」


前回のクリスマスリースに続き、今回のしめ縄も自然素材を使った手仕事でしたが、他にも共通点がありました。
それは、単に「モノ」を作るだけでなく、いろいろな願いを込めて作るところ。お客様からは講師の説明による学びを評価いただく声もあり、ご家族での文化的体験という「コト」につながるところも魅力ですね。この良さは、体験した人の口伝にじわじわ広がっているように思います。

今回スタッフによる集合写真

いまはまだ、冒頭の説明でカシオの提供が紹介されると「へ~カシオなんだ!(なんで?)」という声が聞こえることがたまにあります。
しかし、我々のパーパスが一般の皆さんにも広まれば、特に不思議でもなく当たり前のことになるかもしれませんね。

(番外)今回はスタッフ人数が多く裏方の準備ものんびりできました

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