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2023年12月16日(土)、東京都昭島市の昭島アウトドアヴィレッジにて、自然体験メディアサイト「WILD MIND GO! GO!」のイベントを開催しました。今回の自然体験は「素材からしめ縄を作り、オリジナルの正月飾りで新年を迎えよう」。(株)BiotopGuild代表取締役で東京環境工科専門学校非常勤講師の三森典彰さんを講師にお招きしてワークショップを実施しました。
			
			この日は雨上がりでしたが、日中は日差しも強く屋外でも20℃を超える季節外れの暖かさで、半袖でも大丈夫なほどでした。天候に恵まれたこともあり、当日は多数のお客様に来場いただきほぼ満席でした。
			今回の正月飾りのポイントは「稲藁から縄を綯う」という工程。作業台の上に並べられた稲藁の束を見て「え!ここから始めるの?」と驚かれたお客様もいらっしゃいました。
			あらかじめ濡らした稲藁を20本束にしたものをスタッフで用意
ワークショップはしめ縄の由来等にまつわる話から始まり、伝統的な「縄綯い」のデモや「通常の縄を綯う方向としめ縄として綯う場合の向きの違い」など、これまで知らなかったことがいろいろ。なかでも技術的なポイントは「左右きちんとねじったうえで巻けばほどけない」ということであり、講師特製の縄綯い補助器具の使い方のレクチャーへと続きます。
			講師による伝統的な縄綯いのデモ
			講師特製補助器具の使い方のレクチャー
			伝統的な「縄綯い」はなかなか難しいのですが、呪文のようなコツの言葉「右にねじって左に巻く」を口ずさみながら講師特製の縄綯い器具を用いると、あら不思議!小さなお子様でもきれいに縄を綯うことができました。「難しいと思ったことがやれる!」という自信をつけてあとは飾りつけ。
			飾り付けはそれぞれがデザイン的に好きなものを選ぶだけでなく「紙垂」「稲穂」「松葉」「鰯」「南天」の一つ一つに意味があり願いを込めながら飾り付ける(詳しくは「HowTo」参照)ことについて講師から説明があり、ご参加いただいたみなさんは深く頷かれていました。
			今回も、たいへん多くのお客様に「やった!レポ」に投稿いただきました。皆さんの感想を読んでみると、講師によるしめ縄の宗教的・文化的な由来などの説明が良かった旨の声が多く、奥深い知識とスキルを習得しつつ実際に飾ることができるしめ縄を持ち帰ることができたことで、正月飾りを手作りすることの意義をより深く感じていただけたようでした。今回も満足度が高かったようで「来年も参加したい」「ほかのイベントも参加したい」という声をいただきました。
			
			
			次回は2/24(土)、「オイルを絞ってミツロウキャンドルを作ろう」です。
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