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【開発者インタビュー】レトロが今っぽい!OCEANUSの新モデルはグラデーションにこだわり

2025年5月20日


本日、アナログ電波ソーラーウオッチ“OCEANUS(オシアナス)”の新製品として、深みのあるグラデーション文字板を採用し、落ち着いた印象を演出する『OCW-S7000RA/OCW-S400RA/OCW-T2600RA』(5モデル)を発表しました。
新モデルについて、商品企画を担当した佐藤に、開発の裏側を聞きました。

今回は、落ち着いたグラデーションの文字板が印象的ですが、このデザインに至った経緯は何でしょうか?

これまでのOCEANUSは、高級感のある輝きを前面に出し、全体的にキラキラとした印象のデザインが多くを占めていました。その煌びやかさは、一部のユーザーから高く評価されていた一方で、キラキラしすぎているという印象を持たれることもあり、好みが分かれる傾向もありました。またOCEANUSは、買換え需要が多く、初めて購入される方が少ないという背景もございました。そこから、趣味・趣向で選べるモデルを構築して、より多くの方にOCEANUSを知って着けていただきたいと考え、これまでと異なるテイストのモデルの開発にチャレンジしました。

開発にあたって、トレンド調査を実施したところ、近年では、“レトロ”や“トラディショナル”といった懐かしさを感じさせるデザインが注目されていることが分かりました。特に、クラシックな腕時計の世界では、文字板に円形のグラデーションを取り入れるデザインが多く見受けられ、その美しい色合いの変化が落ち着きと深みを演出しています。

こうしたトレンドを取り入れ、OCEANUSでも文字板に円形のグラデーションを採用し、従来のキラキラした印象とは異なる、上品さとクラシカルな雰囲気を併せ持ち、よりトレンドに敏感な大人に響く1本に仕上げました。

開発プロセスの中で、特に苦労したことは何でしょうか?

今回のモデルで特にこだわったのは、やはりこの文字板のグラデーションです。文字板に、蒸着や塗装を組み合わせて着色を行い、中心から外側へ向かって自然に色が変化していくことで、深みのある美しい表情を見せています。
同時に、OCEANUSは電波ソーラー時計であるため、光をしっかり透過させて文字板の下にあるソーラーパネルに届かせなければなりません。そのため、「どの位置に、どれだけの濃さで色をのせるか」を計算しながら、透過率とのバランスを取りました。何度も試作と検証を繰り返しながら、理想のデザインと機能を両立させるのは想像以上に大変でしたね。

また、今回のモデルは、「控えめで落ち着いた輝き」にこだわっているので、サファイアベゼルの表面には、天面にレーザー加工を施すことで光沢感がありながらも反射を抑えたハーフマット調に仕上げています。こうした細かな工夫によって、上品で洗練された印象を演出しています。

その他のポイントを教えて下さい。

時計の“顔”ともいえる針には、根本から先端まで太さが変わらないストレートな形状を採用し、時刻をより読み取りやすくしています。またりゅうずには、外周に細かな刻みのローレット加工を施すことで操作しやすくなっています。

ユーザーの方へメッセージをお願いします。

これからも、OCEANUSに期待してくださる方々に応える商品をつくり続けていきます。もっと多くの人にOCEANUS知ってもらいたいのでぜひ店頭で手に取って、自分だけの一本を見つけて楽しんでほしいです。

<ニュースリリース>
深みのあるグラデーション文字板を採用した“OCEANUS”

<製品サイト>
OCW-S7000RA
OCW-S400RA
OCW-T2600RA

<関連リンク>
“OCEANUS Manta”初の3針モデル!「OCW-S400」開発者インタビュー

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