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【担当者インタビュー】「心を整えるピアノ習慣」を提案する新色の電子ピアノへのこだわり

2025年7月23日


カシオ計算機は、ライフスタイルと調和する電子ピアノ“Privia(プリヴィア)”の「PX-S1100」より、心を整えるピアノ習慣を提案する新色モデル『PX-S1100CB(カームブルー)』と『PX-S1100MB(メロウベージュ)』を7月31日に数量限定で発売します。今回の企画の背景とこだわりを、Priviaのマーケティング担当者の大下とデザイナーの鈴木に聞きました。

左より:大下雄真、鈴木千裕の写真
左より:大下雄真、鈴木千裕の写真

左より:楽器統轄部 戦略企画部 事業戦略室 大下雄真、デザイン開発統轄部 CXデザイン部 アドバンスデザイン室 鈴木千裕

―今回の新色モデルのコンセプト「心を整えるピアノ習慣」は、どのように生まれたのでしょうか?
大下:電子ピアノのバリエーションを検討するなかで、日本・アメリカ・イギリスの約30人のユーザーにインタビューを実施しました。電子ピアノを弾くきっかけやシーンについて聞く中で驚いたのは、発表会やレッスンにむけての練習ではなく、リラックスしたい時や気持ちを切り替えたい時にピアノを弾く方が多かったことです。たとえば、仕事を終えて何気なくスマホを手に取るその前に、ふとピアノに向かってみると、心がすっと落ち着く。そんなエピソードがいくつも出てきました。そこから、「心を整えるピアノ」というテーマが自然と立ち上がってきました。

―具体的にどのようなユーザーの声がありましたか?
大下:多くのユーザーの方が、昔習った曲を思い出しながら、ピアノに向かって、自分だけの心地よい時間を過ごされていました。2〜3分だけでも弾いてみると、手芸やお料理みたいに、無心で手を動かすことで穏やかな気持ちになれるんです、というお話がとても印象的でした。

そうしたリアルな体験談をヒントに、「Calm & Mellow(穏やかで心地よいひととき)」というコンセプトが決まりました。

イメージカット
イメージカット

―新たに登場したカラー「カームブルー」と「メロウベージュ」には、どんなこだわりがありますか?
鈴木:ターゲット層は20〜40代の女性を想定し、インテリア馴染みが良いナチュラルな「メロウベージュ」と、さりげないアクセントになる「カームブルー」を提案しています。
「カームブルー」は静けさを感じさせる淡いブルーで、鍵盤部分にはウッド調インテリアを思わせるブラウンを採用することで、心が落ち着くような柔らかい印象に仕上げました。「メロウベージュ」は穏やかで温かみのある色で、観葉植物をイメージしたグリーンのフェルトをアクセントとして配しています。カラーの選定の際は、「家具や照明と並んだときに自然に見えるか」、「照明のもとでどう見えるか」など、複数回にわたり試作を重ねました。

PX-S1100CB(カームブルー)の製品カット

PX-S1100CB(カームブルー)

PX-S1100MB(メロウベージュ)の製品カット

PX-S1100MB(メロウベージュ)

―カラーネーミング「カームブルー」と「メロウベージュ」にはどんな意味が込められていますか?
大下:「カームブルー」は静けさや爽やかさ、「メロウベージュ」は心地よさや優しさを込めた造語です。単に青・ベージュと言うのではなく、ユーザーがイメージしやすく、共感できる言葉になるようにこだわりました。 

PX-S1100MB(メロウベージュ)の製品カット

―ビジュアルやショート動画にも力を入れていると聞きました。
大下:今回はコンセプトに沿った世界観を大切にしたくて、ビジュアル制作もシーンごとに作り込みました。「カームブルー」は日曜の朝、 「メロウベージュ」は仕事を終えた夕方の時間をテーマに、自然光やインテリアを活かして撮影しました。
さらにSNS用のショート動画も制作しました。スマホを無意識に見てしまう日常から、ピアノに出会って心が整っていく…そんなストーリーを描いています。

PX-S1100CB(カームブルー)のイメージカット

PX-S1100CB

PX-S1100MB(メロウベージュ)のイメージカット

PX-S1100MB

―今回の新色モデルを通じて、どんな体験をユーザーに届けたいですか?
大下、鈴木:「ちょっとピアノに触れてみよう」とふとした瞬間に思えるような、気軽なきっかけをつくりたいです。ピアノが生活空間の中に自然に存在して、ピアノに触れるたびに心が整うような、日常とつながる楽器として、多くのユーザーに使っていただきたいです。

左より:大下雄真、鈴木千裕の写真

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