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ギタリストの音作りを助けるスマホアプリ「TONEBOOK」 自社スタジオでこだわった音への追求

2025年7月29日


カシオ計算機は、ギター演奏を楽しむ方に向けて、アーティストのギターやエフェクターやアンプなどの機材の設定が分かるスマホアプリ「TONEBOOK(トーンブック)」を7月29日にリリースしました。
β版から改良を重ね、新サービスのコンテンツ作成に携わったメンバーに「TONEBOOK」の自社スタジオでお話を聞きました。

―まずは、「TONEBOOK」のサービス概要について教えてください。
川田 :「TONEBOOK」はギタリスト向けの音作り共有プラットフォームです。昨年のβ版を経て、7月29日にリリースしました。β版では約200名のユーザーに使っていただきました。ユーザーからのフィードバックを反映し、有料コンテンツの購入だけでなく、ユーザー自身が音作りのレシピを投稿・共有できる機能を強化しています。

川田 遼平の画像

サウンド・新規事業部 第二戦略部 第一企画室 川田 遼平

―ユーザー投稿機能の導入にはどんな背景があったのでしょうか?
川田:β版の利用者から「自分のセッティングを投稿したい」、「他の人の投稿も見たい」という声が非常に多かったんです。従来は公式が作成したレシピや動画を見るだけでしたが、より双方向的なコミュニケーションが求められていると実感しました。そこで今回は、ユーザーが自らのレシピを投稿できる機能を追加し、また説明で補足できるようにすることで、作成者が「ここはこういう意図で作った」、 「こういうとこをを見てほしい」といった音作りへのこだわりや意図を深く説明できるようにしています。

―皆さんも音楽活動をされているそうですが、どのような音作りをされていますか?また、実際のプレイヤー視点から見た「TONEBOOK」の魅力は?
村井:私は高校生の頃からバンドを続けているのですが、音楽以上に機材やエフェクターを弄るのが好きでとにかく息をするように音作りをしていました。「TONEBOOK」は自分の気に入ったバンドがどういう機材を使っているのかという悩みに対してアーティスト本人の言葉で可視化されているのが魅力だなと思っています。

村井 隆文の画像

カシオビジネスサービス 村井 隆文

大池:自分もずっとバンドをやっていて、機材をたくさん試したくなるタイプなので、とにかく買って売ってを繰り返したり、有名アーティストのセッティング情報を見て試したりしています。最近はYouTubeなどでも音作りの情報は入手できますが、投稿できる人も限られますし、細かい部分までは分からない場合もあるので、やはり実際に弾いてみると音のギャップが生じますね。

大池 奏太の画像

カシオビジネスサービス 大池 奏太

村井:そもそも人が機材を紹介しているのを見るのって、めっちゃ楽しいんですよ。音作りの仕組みや機材構成を知りたいというニーズはギタリストにはありますね。

大池:「なるほど、こういうやり方もあるのか」と新しい知見も得られますし、その中で工夫して自分に合ったやり方を見つけていったり。

村井:音作りでその人がどういう人間が見えてくる部分もあるので(笑)。「TONEBOOK」は有名アーティストのセッティングだけでなくて、一般ユーザーのリアルな音作りが知れるのも魅力ですね。

―「TONEBOOK」専用の音楽スタジオを持っているのは驚きました。スタジオを作ることになった背景を教えてください。
川田 :「TONEBOOK」のコンテンツを作成するにあたり撮影や録音が必要なため、スタジオを開設しました。やはりこういった音作りのビジネスを考える上では、スタジオは欠かせないと思っています。元々はバンドマンが使っていたリハーサルスタジオなので、スペックとしては申し分ないですし、こういった環境で収録して撮影できることはとても意味のある事だと思いますね。

スタジオの看板
スタジオ内の様子

今後は例えばラジオ収録をしたり、アーティストさんに使用いただけるスタジオ開放日を作ったりしてみたいです。このスタジオで「TONEBOOK」をきっかけに新たな交流が生まれていくと嬉しいですね。今は立川にありますが、将来的には下北沢や渋谷など音楽の中心地にも拠点を増やしたいです。そのためにも、まずはここでしっかりと実績を積み上げていきます。

―最後に、リリースにあたっての想いをお聞かせください。
川田:ギタリストの皆さまに愛されるサービスにしていきたいと思います。そのためには我々が努力したうえで、ユーザーさんからご意見をいただき、改善していけたらいいなと思います。リリースがゴールではないので、やっとスタートラインに立てたと感じています。

大池:昔はギター雑誌を見て「こんな感じかな?」と想像するしかなかったので、実際にこうやって機材情報と音を確認できるのは、結構幸せなことだと思います。僕も「TONEBOOK」で一緒に楽しんでいきたいと思っています。

村井:こういうアプリはありそうでなかったなと思いますし、自分の音作りを詳細に発信できることはとても魅力的だと思います。是非いろんな人に試してほしいです!

「TONEBOOK」は、ギタリストのリアルな声を反映させながら、音作りの楽しさと情報共有の新たな形を提供していくプラットフォームとして、今後も進化を続けていきます。

<ニュースリリース>
ギタリストの理想的な音作りを助けるアプリ

<製品サイト>
TONEBOOK

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