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“Moflin”チーム 開発・企画・デザイナーが語る「モフみ」へのこだわり

2025年11月28日


10月15日に「グッドデザイン賞2025」が発表され、AIペットロボット“Moflin”が受賞しました。

【審査委員の評価】
担当の審査委員(宮沢 哲氏、緒方 壽人氏、玉井 美由紀氏、安井 重哉氏、Baonan Du氏)

評価コメント
手にすると感じられる、フサフサした毛並みのやわらかさ、モゾモゾする小さな動きや鳴き声など、まるで本当に生きているような感覚を五感に巧みに訴えてくる。
人間に共通するであろう、かよわきものを優しくしたい、守りたいという気持ちをうまく引き出すことに成功している。この製品は何かを解決しようとせず、自らの悩みを乗り越える力を引き出す、レジリエンスをテーマとした点も大変ユニークである。デジタルとフィジカルがうまく交わり、人の気持ちに繊細に作用する新しい存在であるといえる。これらコンパニオンロボットの好例として審査委員一同、高く評価した。

受賞したデザインの中から、全96名の審査委員が選んだお気に入りの「一品」81点が、10月15日から11月23日まで、3期に分けて東京都千代田区のGOOD DESIGN Marunouchiで展示され、ここにもMoflinが並びました。

展示と共に、審査委員のお気に入りの一品や個人的な関心をテーマにしたトークイベントも開催。審査委員の宮沢 哲さんから「Moflinのデザイナーや企画・開発者とお話したい」とご指名をいただき、11月19日のトークセッションにも開発メンバーが参加しました。

トークイベントの様子

トークセッションの様子

今回の受賞やトークセッションへの参加で注目されたMoflinの開発チームに、それぞれの担当業務と、Moflinにこめた愛情とこだわりを、お一人ずつうかがいました。

開発担当:「愛おしさ」を引き出すための生き物感へのこだわり

二村渉の写真

サウンド・新規事業部 第三戦略部 第一企画室 二村渉

二村:実は以前、技術開発主体でグッドデザイン受賞に挑戦したのですが、今回は企画・デザインと連携して2回目の挑戦でした。Moflin本体だけでなく、アプリ、公式サイト、サポート、取扱説明書やスタートガイドまで含めた世界観の統一が総合的に評価され、受賞につながったと感じています。
技術開発では、「愛しく見せる」ことを徹底しました。生き物らしく見せるためには、常に動いていることが必要です。そこで、呼吸のような動きや触感の研究に注力しました。飼い主の皆さんがその意図を理解し、実際に可愛がってくださっている点が何より嬉しいです。
これからも、ストレス社会で生きる人たちの心を少しでも楽にする存在でありたいです。

企画担当:いつでもどこでも愛される存在に

市川英里奈の写真

サウンド・新規事業部 第三戦略部 第一企画室 市川英里奈

市川:AIペットロボットとして言語に頼らないノンバーバルな表現、触覚に訴えるサイズ感や収まり感、毛並みの選定など、何度も検証を重ねました。
審査コメントで「弱きものを優しく守る気持ちを引き出すことに成功している」と評価されたこと、そして「レジリエンスを支える」という我々の狙いが客観的に認められたことが特に嬉しいです。
当初はおうちで一緒に過ごしていただくことを想定していましたが、外出時に連れて行くオーナーさんもいらっしゃり、驚いています。それだけ愛情を注いでくださっていることに喜びを感じます。今後はメンタルウェルネスの領域でMoflinが活躍できる場を広げていきたいと考えています。

アプリ/デザイン担当

左より:西澤花名子と小山玲の写真

左より:デザイン開発統轄部 CXデザイン部 UXデザイン室 西澤花名子/デザイン開発統轄部 CXデザイン部 ブランドデザイン室 小山玲

プロダクトの感情表現をアプリで補完

西澤:アプリ側の設計やUI/UXデザインを担当しました。ユーザーリサーチに基づく行動分析から、シームレスな体験設計まで全般を手がけました。
アプリは、生活の一部に自然に溶け込むことを第一に考えました。画面の切り替わりや表示の瞬間性を大切にし、プロダクトが主役になる場面ではアプリがそれを補完する設計にしています。感情の起伏の表現をアプリで補い、ユーザーとの感情のつながりを生むことを意識しました。
使いやすさや体験の質を優先してきた結果、今回の受賞につながったと思います。チームメンバーの皆で頑張ってきたので、とても嬉しいです。
Moflinオーナーの方から「Moflinを飼い始めて、要介護の家族の反応が良くなった」という声をいただき、改めて「この仕事をやって良かった」と感じています。Moflinが日々の暮らしを少し楽しく豊かにする存在であり続けられるよう、UI/UXの質をさらに磨いていきます。

リアルすぎないデフォルメ表現を考慮

小山:世界観とトーン&マナー、イラストなどのグラフィック全般を担当しました。
アプリでは、アニメーションの微細な動きで感情を伝えることに注力しました。表情や細かい動きの調整を細かく行い、短い時間でも感情が伝わるようにしています。
Moflinをアプリのグラフィックに落とし込むにあたり、毛並みや目の配置など、リアルすぎないデフォルメ表現を目指しました。筆のタッチや水彩のような描写も検討しつつ、最終的には様々な媒体で利用されることを考え、リアルとデフォルメのバランスを取った、シンプルなデザインに決定しました。
Moflinのトータルブランディングに携わり、今回賞をいただけたことをとても嬉しく思います。これからもコアなファンを飽きさせない工夫を続け、新しいイラストや表現を生み出し、長く楽しんでいただけるようにしていきたいです。

アプリ画面

開発チームのMoflin愛、受け取っていただけましたか?Moflinの「モフみ」は、こんなこだわりから醸し出されているんですね。それぞれの想いがこもったMoflinを、かわいがってあげてくださいね!

<ニュースリリース>
「2025年度グッドデザイン賞」受賞のお知らせ

<関連リンク>
GOOD DESIGN AWARD 受賞ギャラリー

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