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2025年7月26日、本年度第2回となる「CASIOの森」の活動を実施しました。
夏真っただ中、山林といえど蒸し暑い気候の中で今回は「下刈り」を実施しました。
これまで午前、午後に分けて複数の作業を実施していましたが、作業効率などを考慮し活動時間は変えず、1つの作業を午後に集中的に実施する運用に変更しました。
その結果、作業に対する理解度と満足度の向上につながっています。
下刈り
「CASIOの森」の目的の一つは、地球環境における最も重要な要素の一つである「森林(ここでは東京都の水道水源林)」を保全するうえでの、現場の困り事(=社会課題)を体験を通じて肌感覚で学ぶことにあります。
下刈りは、植栽木の成長を助けるために周囲の雑草を刈り払う作業で、雑草などの成長がピークとなる真夏に実施する林業の中でも大変な作業の1つです。
CASIOの森には社員の手で苗を育て、補植したミズナラが合計126本あり、その植栽木の成長を促すために行っています。
健康増進と作業安全のためのラジオ体操を実施
開会式、水道局ご担当者様よりご挨拶
落合事務所からCASIOの森へ移動
慣れない大鎌での作業に苦労しながらも、慣れてくるにしたがって草を刈る快感を得たりと、和気あいあいとした活動となりました。
雷雨が近づいていたこともあり作業途中で中断となりましたが、限られた時間の中で作業の過酷さを体験することで、水道水源林保全に対する新たな学びにつながりました。
作業前:雑草が沢山
作業後:植栽木の周りがすっきりしました
野生動物観察用センサーカメラ
CASIOの森内には、森林で発生する病虫害を防ぐ野鳥の営巣活動を促すことや国指定の天然記念物であるヤマネが生息している可能性を考慮し巣箱を設置しています。
今後の巣箱の運用検討など、このエリアにどのような生き物が生息しているのかを調べるためセンサーカメラを設置いたしました。
これから動物の姿が確認できるかなど調査していきたいと思います。
設置したセンサーカメラ(写真上部)
閉会式で感想を共有
今回参加したメンバーからは「下刈りが大変な作業であることが身をもって体感することができた」「普段のアウトドアアクティビティでは経験できないことが経験できた」「この活動でしか会うことができない仲間ができて、自分の生活の一部になっている」などの感想がありました。
次回は「巣箱観察&清掃」を実施する予定です。今後も、さまざまな活動を通じて水道水源林の保全活動を続けていきたいと思います。
サステナビリティ
新しい価値を生み出し続ける企業を目指します。
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