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2025年10月11日(土)、東京都昭島市のモリパーク・アウトドアヴィレッジにて、カシオ計算機が運営する自然体験メディア「WILD MIND GO! GO!」の自然体験イベント・「ハナズミ」作りを実施しました。今回の講師も藤原祥弘さん、アシスタントは宮原 悠さんで、多くのお客さまにご参加いただきました。
トチの葉
モリパーク・アウトドアヴィレッジ
シャリンバイの実
ハナズミ(花炭)とは?
一言で言うと「身近な植物等を炭にしたもの」です。今回の材料は講師が用意した松ぼっくりがメインでしたが、他にも、お客さまがご自身で持ち込まれた材料や、スタッフが用意したカシオの敷地から集めたタイザンボクの実や葉っぱなどもお選びいただけるようにしました。
この日は、小雨模様の肌寒いお天気。植物を缶に入れて、焚火で熱して炭化させる「ハナズミ」作りは、暖も取れてありがたい体験です。
今回の様子
まずは講師による手順説明、その後に、お客様が思い思いの材料を選んできます。選んだ材料は金属缶に入れて蓋を閉じ、火の上に並べて蒸し焼き状態にします。あとは完成をひたすら待つ!
講師による説明
ハナズミにする材料と蒸し焼き用の金属缶
小雨の中テント下で焚火の準備
ここで使う薪も生長時に二酸化炭素を吸収していて、焚火として燃やすとそれが再び大気中に放出されます(二酸化炭素の増減は、プラスマイナスゼロになります)。
焚火担当スタッフは、金属缶からのガスの噴き出す様子など変化を観察しながら火の管理。この変化が収まればハナズミ完成です。
ガスが噴き出してきます。ガスが止まれば、完成です。
今回は、バスケット作りも合わせて体験
植物を炭化させて炭(=ハナズミ)が完成するまでは、かなり時間がかかります。そのため、その待ち時間にバスケット作り(バスケットウィービング)も体験していただきました。
屋内でバスケットウィービング
お客様による製作途中のバスケット
いよいよハナズミ完成!できばえは?
バスケットを作っている間に、ハナズミ、完成です。冷ました缶からそっと取り出すときは、とてもドキドキします。
どれも、なかなかの出来栄えですね!
今回も、お客さまからたくさんの感想を「やった!レポ」に投稿いただきました。
やった!レポに投稿されたお客様の感想を一部ご紹介
A:「初めて『ハナズミ』作りに参加しました!“身近なもので作れる”、“酸素が入らないように加熱後は栓をする”など、知らないことばかりで楽しい時間でした!これは次回のキャンプでやってみます(笑)!生花と組み合わせると、とてもかっこいいですね。さっそく我が家の玄関に飾らせていただきました♪」
B:「飾り炭を作ることができただけでなく、カゴの作り方を知ることができ、文明が無くなっても果物等運ぶことができそうです^^!子どもが自分で選んだ大きな松ぼっくりが炭になって真っ黒になったことに驚いていたり、とてもいい経験ができました!素敵なワークショップをありがとうございます!」
C:「松ぼっくりや栗のイガではキャンプで作ったことはありましたが初めての葉っぱやトチの実がどうハナズミになるか興味津々でした。蒸し時間の30分はかご編みをしてあっという間の1時間でした。蓋を開ける時のドキドキ感(ドキドキ缶)最高です!一年は脱臭炭としてその後はキャンプする時の炭として。」
ハナズミ作りは環境にもやさしい?
植物は生長する際に大気中の酸化炭素(温室効果ガス)を吸収し、枯れると再び放出します。しかし、植物を炭にすると、生長時に吸収した二酸化炭素は安定した状態で固着し、大気中に戻りません。ハナズミ作りは、微量ながら温室効果ガス削減効果もある、環境にやさしい取り組みと言えそうです。
ハナズミ+バスケット作りという盛り沢山のプログラムでしたが、心配していたヤケドやケガもなく、お客さまにも満足いただき無事終了しました。
スタッフ一同です
サステナビリティ
新しい価値を生み出し続ける企業を目指します。
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