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2023年11月25日(土)、東京都昭島市の昭島アウトドアヴィレッジにて、自然体験メディアサイト「WILD MIND GO! GO!」のイベントを開催しました。今回の自然体験は「野山の植物など天然素材を用いて繁栄を祈るクリスマスリース作り」。農園プランナーで発酵クリエイターの宮原悠さんを講師にお招きしてワークショップを実施し、多数の親子連れの方が参加されました。
この日は気温も心配されたほどには低下せず、風もほとんどなく晴天に恵まれた小春日和となりました。
今回のワークショップはとても人気が高く、あらかじめネットでの告知を見て申し込まれたお客様に多数お越しいただき、当日の空席はごく僅か。中にはかねてよりこのワークショップをめあてに当日来場されたお客様もいらっしゃり、可能な限りその場で調整してご参加いただきました。
今回使用する素材は、赤い実(ピラカンサなど)松ぼっくり(クロマツ、カラマツ、ストローブマツ)ドングリ(マテバシイ)常緑樹の葉(スギ、ヒノキ)ツル(アケビなど)でした。クリスマスリース作りのポイントは3つ。まずツルをいかにきれいに巻くか。次に素材をいかにおしゃれに配置できるか。最後は、素材の接着に用いる「グルーガン」をいかに上手に使いこなせるか?ですね。
今回も、たいへん多くのお客様に「やった!レポ」に投稿いただきました。皆さんの感想を読んでみると、最初のポイントであるツルをキレイに巻く段階の難しさがあったようですが、多くの方の感想をまとめてみると、自然素材を使って家族と力を合わせて、世界でただ一つの素敵なリースを作ることができたことにご満足いただけたようです。「来年も参加したい」「ほかのイベントも参加したい」という声もいただきました。
講師の宮原さんからは、作り方の手順やコツの説明と併せて「クリスマスリースの歴史は古く、五穀豊穣や子孫繁栄、新年への祈願の想いを込めて家庭の戸口に飾られた」との説明がありました。つまりは、単なるモノとしての側面だけでなく、精神的・文化的な側面とむずびついた自然素材の活用であることがわかります。これは、少し難しく言えば自然の生態系による恵みである「生態系サービス」の一つである「文化的サービス」ということができます。
今後の「WILD MIND GO! GO!」による自然体験イベントの予定はこちらです。
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