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10月17日より、サウナー専用腕時計「サ時計」と、日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」さんとのコラボモデルとコラボグッズが一般発売中です。サ時計のサウナイキタイコラボモデルや、サウナハット、キーホルダーと、サウナーの皆さま必携のアイテムです。サイト「サウナイキタイSTORE」や各サウナ施設で販売されています。
※在庫などの販売状況は、サイトなどをご確認ください。
カシオ計算機「サ時計」開発チーム代表の山田真司と「サウナイキタイ」のかぼちゃ氏に、今回のコラボの経緯やこだわりポイントをうかがいました。記事の末尾にコラボグッズが当たるキャンペーンのお知らせもありますので、最後までごらんください。
左より:カシオ計算機 時計事業部 時計開発統轄部 設計部 山田 真司、サウナイキタイ かぼちゃ氏
エンジニアが自ら動くスタイルに共感した
―「サ時計」チームと「サウナイキタイ」さんとのつながりはいつからですか?
山田:2022年頃にサ時計の開発段階で、新規事業提案プログラム「IBP※」の事務局からサウナイキタイさんとつないでいただきました。当時考えていたサ時計のアイデアについて意見をいただいたり、試作機を使ってもらってフィードバックをいただいたりしていました。
※IBP(Idea Booster Program):社員が新規事業の創出に挑戦できる仕組みで、社内公募でアイディアを募り、審査を通過したテーマの事業開発を進めるというプログラムです。
かぼちゃ氏:開発当初から意見交換をさせていただく中で、僕の方からは「サウナ室にある12分計が、手元で見られたら最高ですよね」というお話をしていたんです。そうしたら、カシオさんが12分計と現在時刻の切り替えだけのシンプルさという、スマートウオッチの逆をいく仕様に仕上げてこられたんです。日本を代表するような企業がここまで振り切ったものを作るなんて、すごいな、いいな、一緒にやりたい。そう思って参加させていただきました。
山田:クラウドファンディングの開始からお届けまでの間で、全国12カ所のサウナ施設さまにご協力いただき、サ時計の貸出体験イベント「サウナの時間」を実施しました。事前準備として、北海道から九州まで全施設へ直接ご挨拶にうかがい、打ち合わせをさせていただきました。サ時計チームはメンバーが交代で出張したのですが、サウナイキタイさんからは、かぼちゃさんがお一人で全施設をご一緒してくださいました...!
かぼちゃ氏:よくあれだけの施設に行きましたね。最初は「本当に全国を巡るのか?この人たち、ただあちこちのサウナに入りたいだけなのでは?!」と。でも自分もサウナに入りたいから、普通に楽しかったです(笑)。
山田:北海道や九州まではなかなか行く機会がないので、サ時計がきっかけで全国各地の人気サウナ施設へ行くことができ、とても楽しかったです(笑)。この「サウナの時間」イベントでの各施設さまとの調整や、プロモーションビデオ撮影での、清水みさと様や「黄金湯」さまのキャスティング等々、ほんとうにお世話になっています。おかげさまで、サ時計の魅力を、サウナーの皆様にしっかり伝えることができたと感じています。
かぼちゃ氏:「サウナイキタイ」は少人数で開発、運営をしているのですが、エンジニアとデザイナーのチームです。「サ時計」は、エンジニアの人たちが、やりたいことを目指して自分たちで手を動かして作っていますよね。そこが自分たちと似ていて、すごくいいなと感じて、一緒にやりたいなと思いました。
コラボモデル・コラボグッズのこだわりポイント
写真左:サウナイキタイコラボモデル
―サウナイキタイコラボモデルの発売経緯を教えてください。
かぼちゃ氏:2024年の春ごろに、カシオさんの社内でサ時計のクラウドファンディング推進が正式に決まったということで、以前からお話ししていたコラボモデルもぜひ作りたいという事になり、コラボモデルの検討がスタートしました。
―デザイン上の特徴はどこですか?
かぼちゃ氏:サウナイキタイコラボモデルでは、カールバンドや文字板の色を「サウナイキタイ」を象徴するブルーにしています。また、文字板のデザインは、従来の12分計にリスペクトを込めて、よりサウナの12分計に近いシンプルなデザインにしました。
山田:バンド、ボタン、針の色などを決めるために、たくさんの色見本を見ていただきました。色決めから文字板デザイン決定まで、非常にタイトなスケジュールでしたが、打ち合わせを何度も重ねながら検討を進めました。
カラー樹脂のサンプルから色を厳選
―コラボグッズのこだわりポイントも教えてください。
かぼちゃ氏:サウナハットは、「サ時計」のオレンジと、「サウナイキタイ」のブルーの2パターンを揃えました。サ時計の象徴的なカールバンドをサウナハットの特徴でもあるループ部分に取り入れたデザインで、折り畳んでも形が崩れにくく、とても軽いので持ち運びも簡単です。
キーホルダーは、普通にキーホルダーとして使ってもよいのですが、ペットボトルにかけてボトルマーカーとして使うのもおすすめです。浴場の荷物置きには同じようなペットボトルが並ぶことが多いので、自分のものの目印として使うと便利ですよ。
「サ時計」で生まれるサウナー同士のコミュニケーション
―「サ時計」を着けている人をサウナで見かけられましたか?
かぼちゃ氏:先日開催されていた「全国サウナ物産展」には、全国からサウナグッズが集まるイベントだったこともあり、サ時計を着けている方を多く見かけましたね。サウナイキタイには「サ活」という自分のサウナ記録を投稿できるのですが、サ時計を使っている方の投稿もよく載っています。また、サ時計を持っている方同士がサウナで偶然会うと、「あ、サ時計着けているんですね」と会話のきっかけになることもあるようです。
―使っている方の反応はいかがでしょうか?
かぼちゃ氏:サウナに入っている時間はもちろんですが、水風呂に入っている時間を計る楽しさに気付いたり、いろんな楽しみ方をしている方が多いです。タオルで熱波を送る「アウフグース」の時間を確認するのに、いちいち時計を見に行かなくてよくなったから便利だ、という声もあります。
サウナ以外で使っている方もいるみたいです。カールバンドは汗をかいても蒸れにくいので、真夏に普段使いしている方もいます。ボタンが大きくて押しやすいので、ランニングのラップタイムを計るのに使っている方もいるようです。締め付けないから装着感もよいと。いろんな楽しみ方があるんですね。
山田:サ時計開発メンバーのこだわりの一つが、「サウナ専用時計」ではなく、あえて「サウナー専用腕時計」と呼んでいる点です。サウナの中だけで使う道具ではなく、サウナが好きな“サウナー”の方に普段使いとしても楽しんでいただき、日常の中でもふとサウナを感じられるような腕時計であってほしいという思いを込めています。
日本のサウナ文化を世界に発信したい
―今後の抱負をおきかせください。
かぼちゃ氏:サウナに入っている時間を計るのは、日本独自の習慣です。
サ時計のようなアイテムは、日本のサウナ文化が深まっているという象徴のひとつだと思っています。日本のサウナ文化を、海外にも知ってもらえたらいいなと思います。
山田:カシオの時計で、文字板に「サ」とか「12分計」とか、日本語が書いてある時計は珍しいんですよね。今後、もし海外展開をする場合も、デザインはそのままに、サ時計を日本のサウナ文化の一つとして届けていきたいです。
―日本発のサウナ文化の世界進出ですね!お話をありがとうございました。これからも世界の人々をととのえてあげてください!
コラボグッズ プレセントキャンペーンのお知らせ
本文で紹介したサウナハットとキーホルダーが当たるキャンペーンを実施中です。
こちらのサイトをごらんになって、ぜひご応募ください。
(応募期間:11/26(水)~12/3(水)23:59まで)
<関連リンク>
サウナイキタイ
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サウナー専用腕時計“サ時計”の一般販売開始 サウナ好き若手社員チームが夢をかなえるまで
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