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7月28日(金)~30日(日)の3日間、長野県筑北村にてレスパイト旅行に参加してきました。
レスパイトとは、「休息」「小休止」という意味
介護にあたるご家族が一時的に介護から解放されるよう、医療スタッフやボランティアがご家族に同行して必要なケアを代替することで、いつもと違う環境でのびのびと過ごし、日々の介護の疲れを癒やし、家族全員でホッとひと息ついて、心も体もリフレッシュできる時間を提供します。
12回目のレスパイト旅行となる今回は、4家族13名をお招きしました。
一方、迎え入れる側は医療スタッフ、筑北村スタッフ、学生・社会人ボランティアなど総勢58名が集まりました。学生ボランティアの中には過去のレスパイト旅行にご案内したご家族のお子様(当時小学2年生)がいて、心あたたかな輪がつながっていることを実感しました。
今年も、流しそうめん、BBQ、トラクター体験、そば打ち体験、クラリネット演奏、スイカ割り、水鉄砲遊び、花火、温泉入浴などなど、イベント盛りだくさんでお迎えしました。
最初は緊張気味だったご家族の表情が「ここでは誰かに頼って良い」ことを感じ取っていくにつれ、柔らかな表情になり、笑顔があふれていきます。
木陰のテントサイトでBBQを楽しんでいただきます
クラリネット演奏は手拍子と拍手喝采でした!
ご家族からのお言葉を紹介します
最終日、参加いただいたご家族からは、
「参加すること自体も不安でしかなかったが、身体も心ものんびりできて、参加して本当に良かった」
「日頃は片親でしか外出できず、きょうだい児にはさみしい思いをさせてきたが、家族全員で過ごせてよかった」
「この子がこのようになってからいろんなことを諦めてきたけど、今回参加したことで自信がつきました」
「是非、今後ともこのような素敵な活動を続けていってほしい」
など、涙交じりにお話をいただきました。
2泊3日というのはこれまで過ごしてきた、そしてこれから過ごしていかなければならない時間からすると、ほんとに短い時間ですが、張りつめた気持ちを一旦解放し、明日への活力へとつながる時間になったとしたら嬉しい限りです。
最後は全員でお見送りです!
カシオは「親子はねやすめ」をサポートしていきます
親子はねやすめが活動を開始してから、この8月で10年目を迎えます。
お招きしたご家族は通算で33家族147名となったそうです。
このように長い間に渡り、活動を続けていくのは簡単ではないと思います。
この取り組みに真摯に向き合い、多くの人と共感し、活動の輪を広げていこうとしている「親子はねやすめ」をこれからも支援していきたいと思います。
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