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タウンユースにもおすすめ!軽快に着けられるアウトドアウオッチ「ハイカーライン」がプロトレックより登場

2024年8月8日


8月11日は、山の日です。(2024年の山の日は8月12日)
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨で設けられた国民の休日ですが、そんな山登りやハイキングの相棒としておすすめなのが、アウトドアウオッチ「PRO TREK(プロトレック)」です。

今年7月には、「PRO TREK」の中で最軽量となる「PRJ-B001」が登場しました。
今回、「PRJ-B001」のデザインを担当した関谷 直任に話を聞きました。

デザイン開発統轄部 第一デザイン部 関谷 直任

―「PRJ-B001」は新シリーズ「Hiker Line(ハイカーライン)」からの新製品ですが、開発コンセプトを教えてください。
関谷:「Hiker Line」は、頂に挑む登山というよりは、ハイキングやロングトレイルなど軽快なアウトドアアクティビティに向けたシリーズで、実用性を備えながらもタウンユースにも使えるデザインを採用しているのが特徴です。

そのため、「PRJ-B001」では、シーンに合わせてあえて機能は絞ることで、「PRO TREK」として最軽量を実現しています。
アウトドアファッションでは、タウンユースもできる清潔感のあるスタイルがここ数年のトレンドです。また最近では、自然を気軽に楽しむようなライトなアウトドアスタイルも広がってきています。
私自身も山登りをするんですが、登山道具を日常のシーンで使ったりもするので、そんなことも意識しながら製品の企画を立てました。
※2024年4月時点

―「PRJ-B001」で、特にこだわったポイントはどこですか?
関谷:こだわったポイントはたくさんあるんですが、時計を操作していて、気分が上がる使い心地には一番こだわりました。
今回、若年層のハイカー向けという企画で考えていたので、社内で若年層ハイカーにヒアリングをすると、“折り畳みナイフを開く”や“バーナーの五徳を展開する”など、操作したくなるひと手間に登山道具としての魅力を感じていることが分かってきました。

そこで「PRJ-B001」では、ベゼルを45度回転させるとボタン操作がしやすい形状に切り替わるロータリーガードベゼルを採用しています。つい手に触れて回したくなるようなベゼルの形状や回し心地、絶妙なクリック感を実現するために何度も試作を重ねました。

45度回転できるロータリーガードベゼル

―デザイン面での訴求ポイントを教えてください。
関谷:ロータリーガードベゼルを回転することで、2つのスタイルに切り替えることができる点です。
普段はベゼルがボタン部分を覆うことで、誤操作の防止とタウンユースに馴染むすっきりとしたデザインに、アクティビティの時はベゼルを回すとボタン操作がしやすい形状に変化します。大型のボタンが露出するので操作がしやすいことに加えて、“道具”らしい緻密さが演出できるように工夫をしているんです。
それぞれのテイストの違いを出しながらも、2つの異なるデザインを両立させるバランスを取るのに苦労をしました。

45度回転させると大型のボタンが露出

―ブルーの「PRJ-B001B-2JF」は、バンジーコードバンドを採用しているのが目を引きますが、なぜこのような構造にしたのですか?
関谷:軽快な着け心地を実現するために、ヘッドライトやザックなどのアウトドア用品から着想を得て、クロスバンドとバンジーコードを組み合わせたデザインにしています。バンジーコードを時計に採用するのは、「PRO TREK」としてはもちろん、他社も含めて初めての試みだと思います。
バンドの長さ調整が無段階でできるのでウェアの上から着用したり、バックパックに取り付けたりなど自由なスタイルで楽しんでいただけたらと思っています。

―新しいコンセプトでの製品づくりということで、苦労した点はありますか?
関谷:「PRO TREK」といえば、多機能時計というイメージを持たれる方もいると思いますが、「PRJ-B001」は、ハイキングやロングトレイルなど軽快なアウトドアアクティビティシーンを想定して、あえて機能を絞り込んでいます。
そんななかでも、「PRO TREK」としての必要十分な要素はしっかりとおさえた機能美に仕上げるよう苦労しました。
具体的には、時刻がすぐに分かる視認性やグローブを着けていてもボタンが押しやすい操作性、腕なじみの良い装着性の三点です。
新しいコンセプトでありながらも、「PRO TREK」の他のモデル同様にアウトドアアクティビティに寄り添う製品になったと思います。

―手に取ったお客さまに、ぜひ注目してほしいポイントがあれば教えてください。
関谷:なかなか目につきにくい部分ですが、バイオマスプラスチックを採用した裏蓋にもぜひ注目してほしいです。
3時側と9時側に斜面をかけ、底面に浅い溝を設けることで装着性を向上させています。
裏蓋のカラーリングも、グレー・ベージュ・ブルー3色それぞれに合わせて選んだ色味にしていて、マルチカラーの配色が時計の側面からもわかるので、ぜひチェックしてみてもらえると嬉しいですね。

アウトドアウオッチとしての機能性はもちろん、フェイスのデザイン、カラーリング、裏蓋と細部にいたるまで、語りつくせないほどこだわりの詰まったモデルなので、アウトドアでのアクティビティを楽しむ幅広い方にぜひ手に取っていただけるといいなと思います。

<製品サイト>
PRJ-B001

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