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生き物が暮らす農地を守るために自然共生サイトでカシオ社員が保全活動を実施

2026年8月25日


7月19日、カシオ計算機の社員が鳥取県八頭町の自然共生サイト「鳥取県八頭船岡環境保全エリア」を訪れ、農地の維持管理を中心とした保全活動に参加しました。

保全エリアの景色

鳥取県生物多様性保全協定に基づく取り組みとして

カシオは、鳥取県、八頭町、農事組合法人 八頭船岡農場、一般社団法人 鳥取県地域教育推進局、株式会社 中井脩と締結した「鳥取県生物多様性保全協定」に基づき、自然共生サイト「鳥取県八頭船岡環境保全エリア」での保全活動に継続して参加しています。

今年は農地を守る実務を中心に活動

今回は、自然共生サイトとしての農地を維持していくために必要な日々の手入れを中心に活動しました。

昨年の初回活動で自然共生サイトの環境や生き物に触れた経験を踏まえ、今回は田んぼを野生動物から守る電気柵周辺の草刈りや、再生田に生える植物の除去など、農地としての機能と、田んぼや水路に生息する希少な動植物の生息環境を維持するための作業に取り組みました。

なお、今回の活動は、カシオが鳥取県におこなった企業版ふるさと納税によっても支援されています。

保全エリアに向かうスタッフの画像
鎌の画像

保全活動に必要な鎌などの道具の一部は、カシオの企業版ふるさと納税により整備されました

電気柵を機能させるため、周辺の草を刈る

今回の主な作業のひとつが、田んぼの周囲に設置された電気柵付近の草刈りです。電気柵は、野生動物が田んぼへ入り込むのを防ぐために設置されています。
しかし、周囲の草が伸びて電線に触れると電圧が下がり、柵が十分に機能しなくなる場合があります。
そのため、参加者は電線に草が接触しないよう注意しながら、鎌や刈払機を使って周囲の草を取り除きました。
刈った草も電線に触れない場所へ移動。単に見た目を整えるのではなく、自然共生サイトとしての環境を維持し、田んぼや水路に生息する希少な動植物の生息環境を守るために欠かせない作業であることを学びました。

草刈りの様子

電気柵の機能を保つため、周辺の草を取り除きました

草刈りの前の様子

草を刈る前の様子

草刈りの後の様子

草を刈り終えた後の様子

田んぼに入り、稲以外の植物を一本ずつ除去

電気柵周辺の草刈りに続き、参加者は再生田の中に入り、管理方針に沿って、稲以外の植物を手作業で取り除きました。田んぼには、稲の生育に影響する水田雑草が多く生えていました。
農地として維持するには、こうした植物が広がりすぎないよう、人の手で継続的に管理していく必要があります。
田んぼの中では足元が泥に沈む場面もありましたが、参加者は作業箇所を確認しながら、一株ずつ丁寧に取り除いていきました。
一度整備して終わりではなく、草取りや水路周辺の管理を重ねることで、農地としての機能と生き物の生息環境の両方を保つことにつながります。

作業の様子

田んぼに入り、稲以外の植物を取り除く様子

水田雑草の画像

イネの周りに生えた水田雑草

作業が支える生き物の環境

活動中には、水辺に生息するアカハライモリの姿も確認できました。
今回は生き物観察そのものよりも、草刈りや除草、水路周辺の管理といった作業が、こうした生き物の暮らす環境を下支えしている点を確認する機会となりました。

イモリの画像

活動中に確認されたアカハライモリ

地域での取り組みを、観光と環境の両面から支える

今回の活動は、鳥取県、八頭町、農事組合法人 八頭船岡農場、一般社団法人 鳥取県地域教育推進局などの関係者とともにおこないました。

一方、カシオは前日の7月18日(土)に、若桜鉄道若桜線 若桜駅前で、当社が提供する体験型アプリ「MEGURUWAY」を活用した旅ガイドスタンプラリー「若桜町よくばりロマン紀行 SEASON3」のプロモーション活動にも参加しました。
この活動では観光を通じて地域の魅力を発信し、翌日の保全活動では地域の農地や里山を守る現場に参加しました。
地域の魅力を伝える取り組みと、地域の環境を守る取り組みの双方に関わることで、鳥取県内での活動をより立体的に広げる機会となりました。

継続的な活動へ

草を刈る、田んぼに入り雑草を抜く、水路を整える――。
一つひとつは地道な作業ですが、こうした手入れを積み重ねることが、農地とそこに暮らす生き物を守ることにつながります。

カシオは今後も、鳥取県生物多様性保全協定に基づき、地域の皆さんとともに、農地の維持管理や里山環境の保全につながる活動を継続していきます。

休憩中の様子

植物も生き物も、多様性を残していけますように

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