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カシオ×ROLIが切り拓く、「楽しさ」から始まる演奏体験

2026年6月1日


当社は、イギリスの音楽テクノロジー企業Luminary ROLI Limited.(以下、ROLI)と音楽体験の進化を共に目指す戦略的パートナーシップを締結しました。本協業の第一弾として、アプリ『ROLI Learn for CASIO(ロリ ラーン フォー カシオ)』を6月中に公開します。ユーザーの演奏レベルに合わせ、カシオの電子鍵盤楽器をゲーム感覚で楽しみながら弾けるようにサポートし、ポップスからクラシックまで幅広い楽曲を演奏できます。

佐々木 幸子と山崎 杏奈の画像

左:サウンド・クリエーション事業部 商品戦略部 第一戦略室長 佐々木 幸子
右:営業本部 楽器部 マーケティング室 リーダー 山崎 杏奈

今回、ROLIとの協業に携わった担当者にインタビューしました。

演奏イメージ画像

「楽しむ」を第一にした音楽体験を提供

―今回のROLIとの協業の背景は?
佐々木:ROLIが掲げる「Free the Music(音楽をより自由に)」という理念と、カシオの「すべての人に音楽の楽しみを届ける」という事業理念と、事業ステートメントである「Sound for Style」には通じるものがあると感じていました。こうした共通する理念と、新しい音楽の形をともに追求する方向性が、両者の協業への大きな原動力となっています。また、楽器を購入後にいかに継続して楽しんでもらえるかは、カシオにとって重要な課題の一つです。アプリを通じた音楽体験の提供を模索していた中で、革新性の高いさまざまなサービスを提供していたROLIから提案をいただいたことが、今回の協業の出発点となりました。

―今回のアプリはどのような内容で、どんなユーザー体験を目指している?

演奏イメージ画像

佐々木:『ROLI Learn for CASIO』の最大の特長は、すべてが「楽しむ」という体験の延長にあることです。従来のような基礎練習の積み重ねではなく、好きな曲から始め、自然と学びにつながる設計になっています。楽曲は最近のポップスのヒット曲からクラシックまで、世界の幅広いライブラリから選べます。
特に重視しているのは「音」の体験です。楽曲は、実際のバンドサウンドやボーカルも含んだオーディオを採用しているので、自分の演奏にバックトラックが自然に重なり、楽曲の中に入り込むような感覚で演奏できます。楽器のスピーカーから再生される臨場感のある音によって、初心者でも音楽の流れの中で演奏を楽しめます。

山崎:一番重視しているのは「ストレスなく楽しめること」です。やりたいと思った瞬間にすぐ始められ、特別な準備や知識がなくても自然に音楽に入り込める、シームレスな体験を設計しています。専門知識がなくても自然に扱えるよう、視覚的に分かりやすいガイドに沿って操作することで、楽器とアプリが繋がるようにしています。リラックスしているときに音楽を聴いていて、「ちょっと弾いてみたい」と感じたときに、すぐに演奏に入れます。曲を通して弾くだけでなく、短時間で楽しめるパート演奏やゲーム要素もあるので、時間や気分に応じて気軽に楽しめるのも特徴です。

演奏イメージ画像

―開発にあたり、苦労した点は?
佐々木:オーディオデータをBluetoothでリアルタイムに楽器に連携する部分が難しかったです。アプリの表示・動作と実機スピーカーから発音される音の間でズレが生じやすい問題があったのですが、オーディオ再生とのタイミングを調整し、ユーザーが違和感なく演奏できるよう仕上げました。

山崎:「購入後の楽しみ方」をどう伝えるかが大きなテーマでした。楽器を買った後に、弾きたい気持ちをしっかり引き継げるように、アプリを開いた瞬間から、「楽しい、ワクワクする」という体験をどれだけ具体的にイメージしてもらえるかに注力しました。

佐々木 幸子と山崎 杏奈の画像

―アプリのコンテンツやUIには、どのような工夫がありますか?

Springboardの画面

Springboard

Superluminalの画面

Superluminal

佐々木:アプリ内のゲーム「Springboard」では、鍵盤を弾いてキャラクターを跳ばすことで、音楽と一体になる体験ができ、自然にリズム感が身につきます。画面構造が五線譜の考え方に基づいていて、音の位置関係も学べるようになっています。また「Superluminal」では、画面を見ながら操作することで鍵盤を見ずに演奏する力が身につき、初心者のつまずきやすいポイントを自然に克服できる設計になっています。

山崎:同じ楽曲でも複数の難易度アレンジを用意している楽曲もあり、初心者から上級者まで楽しめます。また、右手だけ・左手だけ・両手で、など演奏方法も選べます。さらに、楽曲演奏時はテンポ調整、楽譜表示の切り替えなどが簡単にでき、動画レッスンは、ひとつひとつが短時間構成なので、自分のレベルやペースに合わせた練習が可能です。

―お二人それぞれのおすすめの使用方法または好きな機能を教えて下さい。

タブレットの画像
タブレットの画像

山崎:私はゲームコンテンツがお気に入りです。「Springboard」ではキャラクターが増えていくなどバンドメンバーをそろえる面白さがあり、聞きなじみのある曲で楽しみながら自然とリズム感が身につきます。

佐々木:私のおすすめは『ROLI Learn for CASIO』にしか収録していない(本家ROLI Learn未収録の)「CASIO Exclusive Songs」です。
このリストはカシオの電子楽器ユーザーの傾向に基づいて選曲しており、親しみやすい楽曲が揃っています。今後もグローバルヒット曲に加えて、アジア圏の楽曲も増やしていく計画です。ユーザーの弾いた楽曲をベースに好みやレベルに合わせて次に弾くおすすめ曲を提案してくれる現代的なUXで、好きな音楽を軸に体験を広げていけるのも魅力です。

―最後に読者にメッセージをお願いします。
佐々木、山崎:『ROLI Learn for CASIO』を通して、音楽を「聴く」ことがメインだった方にも、一歩踏み出して「演奏する」きっかけになれば嬉しいです。

演奏イメージ画像

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