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2026年度第1回「CASIOの森」活動レポート:豊かな森を目指してミズナラの生育確認と雪起こしを実施

2026年7月27日


2026年5月23日、本年度第1回CASIOの森の活動を実施しました。

当社は、SDGsへの貢献を目指すと共に従業員の社会課題への認知度を高める目的で、2018年に東京都水道局と「東京水道~企業の森(ネーミングライツ)協定」を締結し、東京都水道局が管理する水道水源林のうち2.46ヘクタールを「CASIOの森」と名付けて、その保全活動を実施しています。詳しくはコチラのnote記事をご覧ください。

ミズナラの生育確認&雪起こし

今回の活動テーマは「ミズナラの生育確認&雪起こし」です。
春になり奥多摩周辺でクマによる人身被害が報道されているため、東京都水道局のご担当者様による事前確認や万が一の際のクマ撃退スプレーの各班配備による安全対策を取った上で臨みました。今回集まったのは、有志の社員10名、関係者1名の計11名。毎年看板のある同じ場所で撮影しているため、木々の成長が感じられます。
それでは、活動開始です。

集合写真

集合写真

ミズナラの生育確認とシカ食害対策の試行

「CASIOの森」では、遺伝子の多様性に配慮して、現地にある巨木の下で採取したミズナラのどんぐりを有志の社員が里親となって自宅で約1年間育て(地域性種苗)、現地に補植する取り組みを2022~2023年にかけて実施しました。今回は補植したミズナラの生育確認を行いました。
すくすくと育っているものから枯れている、何らかの理由でなくなってしまったものがあり、チームごとに1つ1つ目視で確認を行いました
また、以前からシカに食害されているとみられるものが散見されることから 、今回初の取り組みとしてシカ食害対策を実施しました。シカにより枝葉を食害された木々は枯れ、森林の衰退に影響するなど生物多様性の観点で大きな問題となっています。その対応策として今回試験的に実施しています。
対策は2種類あり、1つは複数のポールとテープで、もう1つは廃棄物リサイクルを意識し使用済みのペットボトルを加工し、幼木を囲うように設置しました。これらの保護効果の有無は今後検証していきます。

生育確認の様子

ミズナラの生育確認

作業の様子

シカ食害対策➀ポールによる保護

作業の様子

シカ食害対策➁ペットボトルによる保護

雪起こし

雪起こしとは、冬季の積雪の重みで傾いてしまったヒノキの若木をまっすぐに成長するように手で起こして縄で固定する作業です。
昨年の初回実施に続きまだ2回目ですが、1年ぶりにもかかわらず、経験者は初心者のフォローをしながら慣れた手つきで作業を進めることができました。

作業の様子

雪起こしの様子➀

山の様子

雪起こしの様子➁

小河内貯水池の見学

最後は奥多摩湖(小河内貯水池)を見学し、東京都水道局のご担当者様より、ダムの成り立ちと併せて、水源林管理の意義について説明を受けました。水源林には、雨水を貯留・浄化しながらゆっくり放出する機能(水源涵養機能)があるとのこと。これにより、河川の流量を安定させるなど、水資源の安定供給に重要な役割があることを学びました。

見学の様子

今回参加した従業員からは、
「環境に関わる社会課題を実体験で学ぶことができた」
「作業は大変な面もあったが、達成感と満足感があった。もっと活動したいと思った」
「参加者同士で力を合わせて活動することで一体感が生まれ、深い関係が築けた」
などの感想がありました。
今後も、さまざまな試みを行いながら、水道水源林の保全活動を続けていきたいと思います。

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