Skip to content

お気に入りに商品が追加されました。

TOPICS

「光る鍵盤」は、こうして生まれた。光ナビゲーションキーボードが歩んだ30年 ―現在編―

2026年9月30日


鍵盤が光る瞬間を、見たことがありますか

楽譜が読めなくても、ピアノを習ったことがなくても、光る鍵盤を追いかけるだけで曲が弾ける。そんな体験を目指して開発したのが、カシオの「光ナビゲーションキーボード」です。1996年の誕生以来、家電量販店で光る鍵盤に目を輝かせる子ども、「弾けた」と驚く初心者、孫と一緒に音楽を楽しむシニアの方々──。さまざまな「音楽との出会い」の場面に立ち会ってきました。

光ナビゲーションキーボードの画像

2026年、光ナビゲーションキーボードは誕生30周年を迎えます。本記事では、時代とともに歩んできた「光る鍵盤」の変遷と、これからの想いをお届けします。まず、30周年を迎えて生まれた最新モデルからご紹介しましょう。

30周年の今、新たな一歩

最新モデル|LK-550 ― 弾いて、聴いて、歌って、楽しく脳活

光ナビゲーションキーボードLK-550の画像

最新モデルのLK-550は、「弾く」「聴く」「歌う」という3つの音楽体験を通じて脳に働きかける「楽しく脳活」機能を搭載しています。
光ナビゲーションキーボードは以前より東北大学の学術指導のもと、繰り返し弾くことで「脳にキク」エクササイズ・フレーズ機能を搭載し、「弾く」ことによる脳への働きかけに取り組んできました。30周年の節目となる今回は、東京大学先端科学技術研究センターとの共同研究成果を反映した「脳活BGM」「脳活カラオケ」により、「聴く」「歌う」体験による脳活にも機能を拡張。シニア層をはじめとする新たなユーザーの方々に使っていただくことを目指した一台です。

脳活機能の詳細はこちら
→ 「キーボードで脳活ができる?!カシオの光ナビゲーションキーボード 新機能を解説」

「光る鍵盤」が生まれるまで

1980年代、鍵盤楽器は「大きい」「重い」「高価」「習得が難しい」──そんなイメージが一般的でした。私たちカシオが電子楽器の開発に取り組み始めたのは、「ひとりでも多くの人に、音楽の楽しさ、奏でる喜びを届けたい」そんな想いからでした。
1980年、「Casiotone(カシオトーン)201」の誕生を皮切りに、楽器の常識を見直す製品づくりに挑戦してきました。1981年には、「Casiotone 701」に「メロディガイド機能」を搭載。鍵盤の上のLEDランプが、次に弾くべき鍵盤を光で示すというものでした。鍵盤自体は光りませんでしたが、「光で演奏を導く」という発想の原点がここにあります。

Casiotone 701の画像

Casiotone 701(1981年)

ML-1の画像

ML-1(1994年)

Casiotone 701の鍵盤の上のLEDランプが光る様子の画像

Casiotone 701の鍵盤の上のLEDランプが光る様子

その後、鍵盤そのものを光らせる技術開発に取り組みます。1994年の「ML-1」でミニキーボードに光る鍵盤を採用し、1996年、この技術をピアノとほぼ同じサイズの鍵盤に展開。「光ナビゲーションキーボード」として製品化したのが「CTK-520L」です。

30年の歩みを、3つのモデルで振り返る

歴代モデルから抜粋した年表

光ナビゲーションキーボードの歩み

CTK-520L(1996年)― 光ナビゲーションキーボード1号機

CTK-520Lの画像

ピアノとほぼ同じサイズの鍵盤の白鍵・黒鍵そのものが赤く光り、弾くべき場所を直接示す「光ナビゲーション機能」を初めて搭載したモデルです。内蔵40曲の演奏を、3段階で練習できる「3ステップレッスン」も備えました。楽器演奏の経験がない方でも、光を追いかけるだけで演奏を体験できる──そんな設計を目指した1号機でした。

CTK-660L(1998年)― 「弾きたい曲」が練習のきっかけに

CTK-660Lの画像

1998年に登場したCTK-660Lは、当時のヒット曲や、洋楽ポップス、クラシック、アニメソングまで、120曲を収録しました。「この曲を弾いてみたい」──そう思える曲との出会いが、音楽を始めるきっかけになればと考えたからです。
また、運指番号や強弱記号まで表示できる大型液晶ディスプレイを搭載。光る鍵盤と合わせて、正しい指使いを学びながら練習できる環境を整えました。多くのご家庭に受け入れていただいたモデルです。

LK-511(2018年)―デジタルとつながる音楽体験へ

LK-511の画像

2018年登場のLK-511は、スマートフォンやタブレットとの連携機能を初めて搭載しました。本体内蔵200曲に加え、専用アプリ「ソングバンクプラス」を通じて楽曲をダウンロード購入できる仕組みを導入。子どもが好きな曲、親世代が懐かしむ曲まで、家族それぞれが楽しめる環境を目指しました。
USBケーブルで接続すれば、画面上でゲーム感覚の練習や採点機能も利用可能に。光る鍵盤という基本はそのままに、時代に合わせた新しい体験を模索したモデルです。

30年目の今。現在の企画担当者が語る、受け継がれる想い

光ナビゲーションキーボード担当者の画像

サウンド・クリエーション事業部 商品戦略部 吉岡大樹

現在の光ナビゲーションキーボードの企画を担当する吉岡さんに、30周年を迎えた今の想いを聞きました。

― 歴代モデルの中で、特に印象に残っているものはありますか。
担当して3年ほどなので、歴代のすべてを詳しく語れるわけではないのですが、実は初代モデルのCTK-520Lが発売された1996年は、自分が生まれた年でもあるんです。この製品と同い年だと知ったとき、不思議な縁を感じました。担当として最初に携わったのはLK-540というモデルで、そこで企画とは何かを学びました。

― 30年間、変わらず受け継いできたものは何でしょうか。
「初心者が楽しみながら上達できる」――これに尽きます。
光る鍵盤も、3段階のステップアップレッスンも、ずっと進化させながら引き継いできました。デザインや内蔵曲は時代に合わせて変わっても、この根底にあるコンセプトは変えていません。最初に触ってもらうキーボードとして選んでいただけるような製品を、これからも作り続けたいと思っています。

光ナビゲーションキーボード担当者の画像

― LK-550では、その想いをどう形にしましたか。
これまでのモデルは、音楽入門者やお子さんが「弾く」ことで音楽を楽しめるというところに軸足を置いてきました。LK-550では、「聴く」「歌う」という体験にも脳活という価値を結びつけ、さらに一歩踏み出しています。
カシオの電子楽器事業が掲げてきた「すべての人に音楽を奏でる喜びを」という理念から、光ナビゲーションキーボードは生まれています。健康やウェルネスへの関心が高まる中で、音楽を楽しむことが自然と脳活につながる。気づいたら音楽を楽しんでいた、そんな体験を届けたいと思っています。

― 30周年を迎えて、ユーザーの皆さんへメッセージをお願いします。
30年間、本当にありがとうございます。長く製品を出し続けてこられたのは、ご愛用いただいた皆さんのおかげです。
これからも、カシオらしい楽器を作り続けていきます。30年でここまで変化してきた光ナビゲーションキーボードが、次の30年でどう変わっていくか──その過程を一緒に見守っていただけたら嬉しいです。

あなたの思い出を聞かせてください

光ナビゲーションキーボードと過ごした記憶が、あなたにもあるのではないでしょうか。
30周年を記念し、「CASIOキーボード名機ミニチュアマスコット」が10名様に当たる SNSキャンペーンを実施しています。思い出の機種やエピソード、当時の写真、弾いてみたい曲など、あなたの「光ナビゲーションキーボードの思い出」をぜひ教えてください。

下のキャンペーンサイトをご覧になって、ぜひご応募ください。

<SNSキャンペーン>
光ナビ30周年 キャンペーン

今回は、30周年を迎えた光ナビゲーションキーボードの現在と、これまでのモデルの紹介をお届けしました。
次回の「後編」では時をさかのぼり、光ナビゲーションキーボードを開発した当時の開発者が登場します。なぜ鍵盤を光らせようと思ったのか?その理由や、実現するまでの経緯を語っていただきました。こちらもぜひご覧ください。


Select a location